A8-3850(2.9GHz) |
予想実売価格 1万4000円前後 |
A6-3650(2.6GHz) |
予想実売価格 1万2000円前後 |
先行で発表したデスクトップ向けAシリーズ対応のA75マザーに遅れること3日、ついにAMDからメインストリームAPU、『Aシリーズ』と『E2シリーズ』が発表された。ラインアップはA8が2モデル、A6が3モデル、A4が2モデルに、E2が1モデルの合計8モデルだ。すべてノートPC向けAシリーズと同様、RADEONを内蔵し、CPUパワーよりもグラフィック性能に力点を置いた製品となる。
デスクトップ向けA/Eシリーズのラインアップ
モデル | CPU | CPUクロック | 内蔵 | RADEON | TDP | Turbo |
A8-3850 | 4 | 2.9GHz | HD6550D(600MHz) | 600基 | 100W | × |
A8-3800 | 4 | 2.4GHz(最大2.7GHz) | HD6550D(600MHz) | 600基 | 65W | 〇 |
A6-3650 | 4 | 2.6GHz | HD6530D(443MHz) | 320基 | 100W | × |
A6-3600 | 4 | 2.1GHz(最大2.4GHz) | HD6530D(443MHz) | 320基 | 65W | 〇 |
A6-3500 | 3 | 2.1GHz(最大2.4GHz) | HD6530D(443MHz) | 320基 | 65W | 〇 |
A4-3400 | 2 | 2.7GHz | HD6410D(600MHz) | 160基 | 65W | × |
A4-3300 | 2 | 2.5GHz | HD6410D(443MHz) | 160基 | 65W | × |
E2-3200 | 2 | 2.4GHz | HD6370D(443MHz) | 160基 | 65W | × |
店頭発売は7月3日で、まず出荷されるのが『A8-3850』(2.9GHz)と『A6-3650』(2.6GHz)とのこと。予想実売価格は『A8-3850』が1万4000円前後、『A6-3650』は1万2000円前後。
今回初期出荷された2モデルはいずれも“AMD Turbo Core”には非対応。“AMD Turbo Core”対応モデルを含む、A8とA6のほかのモデルは今夏発売予定で、A4とE2については秋冬ごろと、ちょっと遠いスケジュールだ。
グラフィック性能はCore i7-2600Kの約1.7倍
“3DMark Vantage”で計測した結果、3716スコアーと『Corei7-2600K』(3.4GHz)の2209スコアーよりも大幅に優秀だった。CPUコアはフェノム世代のコアを採用しているためか、見劣りする結果となった。そのあたりは7月5日発売の週刊アスキー巻頭でも掲載しますよ!
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