週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

【新着ほやほや】プレミア必至!? 逆回転でホコリを落とすMSIコンピューターのグラボ『N580GTX Lightning XE』を入手!

2011年06月29日 09時00分更新

6月初めに行なわれたCOMPUTEX2011の中で、グラボ好きがもっとも注目したのは『N580GTX Lightning XE』じゃないでしょうか?
PCの電源を付けるたびにファンが逆回転するため、ほこりが付きにくいという“Dust Removal Technology”を採用したこの製品。
どんな仕組みなのか実際に見てみたくなり、入手しちゃいました。

ということで、起動時の動きをがんばって写真に撮ってみました。
まずは、電源をオン。

【新着ほやほや】プレミア必至!?逆回転でホコリを落とすMSIコンピューター『N580GTX Lightning XE』を入手!

逆回転中は、ファン奥のLEDが消灯。まず向かって左のファン1基だけが通常の回転に戻りLEDが付きます。

【新着ほやほや】プレミア必至!?逆回転でホコリを落とすMSIコンピューター『N580GTX Lightning XE』を入手!

続いて右側のファンが逆回転を終え、通常の回転に戻る瞬間をパシャリ。実際に見ると、ちょっとコミカルな動きですね。メカ好きにはたまらない機構ですなあ。

映像出力端子はDVI×2、HDMI、DisplayPortで、補助電源は8ピン×2基が必要です。

GTX580Lightning
GTX580Lightning

GTX580のリファレンスモデルに準拠したZOTAC『ZT-50101-10P』と比較しました。
ボード長は305ミリとZT-50101-10Pより約40ミリほど長いので、使えるPCケースを選びそう。

GTX580Lightning

オーバークロックモデルなので、性能も若干アップ。

 N580GTX Lightning XEZT-50101-10P
コアクロック832MHz772 MHz
メモリークロック4200MHz4008 MHz
メモリー容量3072MB GDDR51536MB GDDR5

 

【新着ほやほや】プレミア必至!?逆回転でホコリを落とすMSIコンピューター『N580GTX Lightning XE』を入手!
GTX580Lightning

驚いたのは、GPUクーラーの冷却性能の高さ。もともと、MSIの“Twin Frozr”シリーズはよく冷えることで人気でしたが、本機種では新設計の“Twin Frozr Ⅲ”を採用しています。
『FurMark』でGPUに極端な負荷をかけたところ、ZT-50101-10Pは73度だったのに対して、N580GTX Lightning XEは61度。シロッコファンタイプの前者はやや不利な面もありますが、冷やすために風量を稼ぐ必要があり、かなりの熱風が吹き出していました。その点、後者は低回転で静か、熱風もほとんど感じませんでした。
 

GeForce GTX580搭載グラボとしては、実売価格が7万円に近いのでかなりお高いです。しかし、全世界規模でも生産数が少ないという情報もあり、実際に国内でも流通している数は少ないです。グラボマニアなら迷わず買うべき!

『N580GTX Lightning XE』
MSIコンピューター
実売価格 6万9000円前後

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります