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起動時間が早くなった!『MOTOROLA XOOM』にAndroid3.1提供開始

2011年06月21日 14時39分更新

起動時間が早くなった! 『MOTOROLA XOOM』にAndroid3.1提供開始

 本日6月21日午前中、『MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M』にAndroid3.1の提供が開始されたので、早速インストールしてみました!

端末単独でアップデート可能
起動時間が早くなった! 『MOTOROLA XOOM』にAndroid3.1提供開始

 アップデートの正式名称は“ソフトウェアアップデート64.0.15.en.JP”。容量は35.2MBです。設定→タブレット情報→システムアップデートからインストールを行ないます。

国内最速でAndroid3.1端末に!
起動時間が早くなった! 『MOTOROLA XOOM』にAndroid3.1提供開始

 アップデートが終了すると、自動的に再起動します。このアップデートを適用しても、アプリ、データ、設定などは変更されません。ただし、アップデート中になにがあるのかわからないので、写真などクラウドにはない重要なデータはバックアップしておきましょう。

 Android3.1ではパフォーマンスの向上も図られています。早速ベンチマークを計測してみましょう。まずは『Quadrant Standard』から。

Android3.1適用前
起動時間が早くなった! 『MOTOROLA XOOM』にAndroid3.1提供開始
Android3.1適用後
起動時間が早くなった! 『MOTOROLA XOOM』にAndroid3.1提供開始

 なぜかAndroid3.1適用後のほうがスコアが悪くなっています。3回計測したうち、もっともよいスコアを採用していますが、Android3.1適用後のスコアのほうが上回ることはありませんでした。

 つぎに『System Benchmark』でも計測してみましょう。

Android3.1適用前
起動時間が早くなった! 『MOTOROLA XOOM』にAndroid3.1提供開始
Android3.1適用後
起動時間が早くなった! 『MOTOROLA XOOM』にAndroid3.1提供開始

 『System Benchmark』ではAndroid3.1適用後のスコアのほうが好成績です。

 むむーん。わからなくなってきました。ベンチマークではこのようなことはよくありますけども。それと、正直なところ、体感ではそれほど差は感じないんですね。

 というわけで、パフォーマンス比較の締めくくりに、OSの起動時間を計測してみました。

MOTOROLA XOOM:Android3.1適用前後の起動時間

機材協力●マウスコンピューター『MDV-ADS7400S-WS

 こちらの差は明らかでした。Android3.1適用前が35.17秒、適用後が32.14秒。約3秒の短縮ですね。それほど頻繁にAndroid端末ではOSを再起動しないとはいえ、うれしい結果です。記事的にも結果オーライです!

 ちなみにプチ変更点としては、“DUAL CORE”や“Android au”のロゴサイズも微妙に変わっていますね。

Android3.1適用前はアプリの履歴は5個まで
起動時間が早くなった! 『MOTOROLA XOOM』にAndroid3.1提供開始
Android3.1適用後はアプリの履歴をスクロール可能に
起動時間が早くなった! 『MOTOROLA XOOM』にAndroid3.1提供開始

 Android3.1ではパフォーマンスの改善だけではなく、上記のようにアプリの履歴をスクロールできるようになったり、ゲームコントローラーをはじめとしたUSB機器を利用できるようになるなど、細かな変更が加えられています。3.1は熟成のバージョンアップというわけですね。

 ちなみに今回のアップデートファイルは35.2MBとサイズは小さいものの、ダウンロードに5分ほどかかりました。モバイルWiFiルーターや公衆無線LANサービスではなく、自宅や職場の安定した無線LAN環境でのアップデートをオススメします!

MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M
発売日:発売中
製品公式サイト

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