本日6月21日午前中、『MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M』にAndroid3.1の提供が開始されたので、早速インストールしてみました!
端末単独でアップデート可能 |
アップデートの正式名称は“ソフトウェアアップデート64.0.15.en.JP”。容量は35.2MBです。設定→タブレット情報→システムアップデートからインストールを行ないます。
国内最速でAndroid3.1端末に! |
アップデートが終了すると、自動的に再起動します。このアップデートを適用しても、アプリ、データ、設定などは変更されません。ただし、アップデート中になにがあるのかわからないので、写真などクラウドにはない重要なデータはバックアップしておきましょう。
Android3.1ではパフォーマンスの向上も図られています。早速ベンチマークを計測してみましょう。まずは『Quadrant Standard』から。
Android3.1適用前 |
Android3.1適用後 |
なぜかAndroid3.1適用後のほうがスコアが悪くなっています。3回計測したうち、もっともよいスコアを採用していますが、Android3.1適用後のスコアのほうが上回ることはありませんでした。
つぎに『System Benchmark』でも計測してみましょう。
Android3.1適用前 |
Android3.1適用後 |
『System Benchmark』ではAndroid3.1適用後のスコアのほうが好成績です。
むむーん。わからなくなってきました。ベンチマークではこのようなことはよくありますけども。それと、正直なところ、体感ではそれほど差は感じないんですね。
というわけで、パフォーマンス比較の締めくくりに、OSの起動時間を計測してみました。
MOTOROLA XOOM:Android3.1適用前後の起動時間
機材協力●マウスコンピューター『MDV-ADS7400S-WS』
こちらの差は明らかでした。Android3.1適用前が35.17秒、適用後が32.14秒。約3秒の短縮ですね。それほど頻繁にAndroid端末ではOSを再起動しないとはいえ、うれしい結果です。記事的にも結果オーライです!
ちなみにプチ変更点としては、“DUAL CORE”や“Android au”のロゴサイズも微妙に変わっていますね。
Android3.1適用前はアプリの履歴は5個まで |
Android3.1適用後はアプリの履歴をスクロール可能に |
Android3.1ではパフォーマンスの改善だけではなく、上記のようにアプリの履歴をスクロールできるようになったり、ゲームコントローラーをはじめとしたUSB機器を利用できるようになるなど、細かな変更が加えられています。3.1は熟成のバージョンアップというわけですね。
ちなみに今回のアップデートファイルは35.2MBとサイズは小さいものの、ダウンロードに5分ほどかかりました。モバイルWiFiルーターや公衆無線LANサービスではなく、自宅や職場の安定した無線LAN環境でのアップデートをオススメします!
MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M
発売日:発売中
製品公式サイト
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります