LGエレクトロニクスのAndroidスマホ『Optimus bright L-07C』のチャームポイントは、なんといってもIPS液晶“NOVAディスプレイ”。
IPS液晶“NOVAディスプレイ”採用! |
↑700カンデラ毎平方メートルの高輝度を実現しつつ、カラーフィルターの開口率を増やし、液晶の開閉度合いを改善することで、消費電力を抑えています。 |
700カンデラ毎平方メートルを誇るOptimus brightの液晶はどれだけ明るいのか? いまだ326ppiというピクセル密度は他を寄せつけない『iPhone4』と、さらに進化した“SUPER AMOLED Plusディスプレイ”を搭載した『GALAXY S II SC-02C』と比較してみました!
もちろん最大輝度で! |
まずはOptimus brightとGALAXY S IIから見てみましょう。
Optimus bright vs GALAXY S II |
輝度だけを比べればOptimus brightに軍配が上がります。Optimus brightの画面は白飛びしていますが、実際にははっきり見えています。
Optimus bright vs iPhone4 |
この組み合わせは肉眼ではこれほどの差は感じられなかったのですが、写真では明らかにOptimus brightの輝度が高いのがわかります。
GALAXY S II vs iPhone4 |
この組み合わせは写真でも肉眼でも違いがわかりにくいです。写真では一見GALAXY S IIのほうが暗く見えますが、実は白地の部分が青みががっているだけで、明るさ自体は同等です。たとえば“週アスPLUS”の赤いロゴ部分などは、GALAXY S IIのほうが視認性が高いです。
しかし、解像感はやはりiPhone4のほうが一枚上手。各記事の写真横の文章の視認性は比べ物になりません。まあ、これはディスプレーというよりも表示エンジンの差でもありますが。
最後は3台一緒に |
輝度だけなら、Optimus bright、iPhone4、GALAXY S IIという順番でしょう。ただ、輝度を計測器で比較したら、iPhone4、GALAXY S IIは逆転する可能性があります。
なお3台並べてみると、輝度の違いだけでなく、色の傾向もよくわかります。比較的素直な発色のOptimus bright、白地が青みががったGALAXY S II、暖色系に少し転んでいるiPhone4というのが私の印象です。
と重箱の隅をつつくような記事でしたが、正直どのディスプレーも現在のスマートフォンで最高クラス。どれを買っても不満はありません。
欲を言えば、Optimus brightの輝度、GALAXY S IIの画面サイズ、iPhone4の解像度を兼ね備えたスマートフォンがほしいですけども!
Optimus bright L-07C
メーカー:LGエレクトロニクス
キャリア:NTTドコモ
発売日:発売中
新規価格:2万円台後半
製品公式サイト
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