シャープからスマホとの連携を強化したAQUOSの新シリーズ『AQUOS L』が発表された。40インチから60インチまでの大型中心のラインアップで、シリーズ最高峰のフラグシップモデルになる。
40インチ、46インチ、52インチ、60インチの4モデル。 |
『AQUOS L』の特徴はなんといっても、スマートファミリンク。同社のスマホ『AQUOS PHONE』やAQUOSブルーレイとワイヤレスで連携でき、たとえばスマホから音声入力して見たい番組を検索したり、レコーダー内の録画番組をAQUOS PHONEで操作し、AQUOS Lに映すといったことも可能。
スマホ内の画像や音楽、動画などをタッチ操作でAQUOSに表示できる。 |
AQUOSブルーレイの動画や写真を、AQUOS PHONEで視聴可能。 |
『スマートジャンプ』機能では、動画、写真、音楽などを指でタッチし、AQUOSに送り出せる。 |
もうひとつはネットの強化。
『AQUOS L』の全機種に、新ネットサービスの『AQUOS City』を搭載。
キーワードを入れれば、テレビ内の番組表だけでなく、インターネット、対応しているビデオオンデマンド、接続している外付けHDDの番組情報までを検索してくれる。
さらに、テレビの使用状況をメールで教えてくれる“見守りサービス”は、遠方で離れて暮らす家族の様子を知るのにも便利。
現行の『AQUOS』のネットワークサービスも、順次AQUOS Cityに切り替わっていくとのこと(『AQUOS City』搭載テレビ以外では、すべての機能を使うことはできない)。 |
検索画面。文字入力は、付属のリモコンで行なう。 |
検索結果。番組表だけでなく、ビデオオンデマンドからも検索、即購入して視聴が可能。 |
AQUOS Cityで、家庭のソーラーシステムの発電量をチェック。 |
液晶は、シャープ独自の4原色技術を搭載したハイスピードUV2Aを採用。液晶とバックライトを240Hzスキャンにすることで、動画に強いのもウリ。
また、明るさセンサーや無操作時には電源をオフにするなどの省エネ機能も盛り込まれている。
発表会会場で注目を集めていたのは、やはりスマホとの連携機能。
実際に音声機能を試してみたが、精度もよく、入力のわずらわしさがない点は好印象。
スマホで撮った写真や動画をその場でAQUOSの大画面で見られるのも大きな利点だ。
価格は40インチの『AQUOS LC-40L5』でも予想実売価格22万円から。
発売は、7月15日。ネットサービスの『AQUOS City』も同日からのサービス開始となる。
『AQUOS L』
●シャープ
LC-60L5 実売予想価格45万円前後
LC-52L5 実売予想価格38万円前後
LC-46L5 実売予想価格30万円前後
LC-40L5 実売予想価格22万円前後
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