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iPad対抗の本命=厚さ8.6mmのGALAXY Tab 10.1と8.9に触った!!

2011年06月11日 01時40分更新

 なぜかソウルに来ているみやのです。ジャイアン鈴木が牛肉と鶏肉と豚肉とキムチの食べすぎで倒れているので、センエツながら緊急レポします。

 薄さと軽さでiPad2を圧倒すべくサムスンが開発した新GALAXY Tabは、米国で10.1(液晶サイズが10.1インチ)のWiFi版が6月8日に出荷が始まった。32GB版が599ドル、16GB版が499ドルである。液晶が8.9インチのGALAXT Tab 8.9は夏に出荷の予定で、ともに、ソウルのサムスンエレクトロニクス本社で触ることができた。

GALAXT Tab 10.1 8.9
↑これが『GALAXY Tab 10.1』。サイズは256.6(W)×8.6(D)×172.9(H)mmでデカいが薄い。
GALAXT Tab 10.1 8.9
↑こちらは『GALAXY Tab 8.9』。サイズは230.9(W)×8.6(D)×157.8(H)mm。チビ薄です。

 開発の基本スタンスは「速い」、「軽い」、「薄い」である。

 スペックは10.1と8.9ともサイズ以外はほぼ同じで、厚みは8.6mm。iPad2より0.2mm薄い。そして液晶は、iPad2が9.7インチの1024×768ドットに対して、10.1と8.9ともに1280×800ドットと上回っている。重量もiPad2の601g(WiFi版)/613g(WiFi+3G版)に比べて、液晶が大きい10.1でも595g、8.9では470gと軽い。

 CPUはサムスン製ではなく、NVIDIAのTegra2(デュアルコア1GHz)で、Androidのバージョンは最新の3.1だ。RAMは1GB、ストレージは16/32/64GBでカメラは背面300万画素、前面200万画素である。バッテリーは10.1が6800mAh、8.9が6000mAh搭載で10時間駆動する。

GALAXT Tab 10.1 8.9
↑背面カメラはフラッシュつきで300万画素です。

 両方をかわるがわる触ったのだが、とにかく持ったときの感覚は薄い。iPad2を手にしたときと同じだ。10.1はiPad2より広い画面なのに薄い。8.9は小さくてさらに軽いので、余計に薄さが印象に残った。10.1のスリーサイズは256.6(W)×8.6(D)×172.9(H)mm、8.9が230.9(W)×8.6(D)×157.8(H)mmだ。本体の背面はつるつるな白とマットな黒の2種類が用意されている。

GALAXT Tab 10.1 8.9
↑白モデルは背面がつるつるです。
GALAXT Tab 10.1 8.9
↑黒モデルはマット処理で渋い。

 スピーカーの位置は、10.1が本体の左右でサラウンド機能も搭載しているが、8.9は下部のみでそこだけは差がある。通信機能に関しては、現状、10.1にHSPA+とWiFi、8.9は4G+WiFiだが、キャリアの要望によって変更可能という。

GALAXT Tab 10.1 8.9
↑10.1はサイドにサラウンドスピーカーを搭載。

 もちろんAndroidなのでFlash10.2にも対応するし、“Samsung TouchWiz UX”という独自ユーザーインターフェイスで使いやすさも向上。米国では、独自のダウンロードサービス“Media Hub”で映画や音楽、“Readers Hub”で電子書籍や雑誌を提供するが、日本で同じサービスが搭載できるかどうかは不明だ。

  くわしくは教えてもらえなかったが、当然日本でもキャリアと交渉しているはず。みやのとしてはねちねちと触り比べた結果、もし両方発売されたら、CPUも解像度も同じなので、ちびで軽い8.9を買うにちがいないと確信。

GALAXT Tab 10.1 8.9
↑上が8.9、下が10.1。解像度は同じ1280×800ドット。

 でも、今のiPad2のように、居間に置いておき、テレビや映画を見ながらググるには10.1のほうが使いやすいような気もする。まあでも日本人としては8.9かなー。いやいや、いまの7インチがこの薄さになったら、もっと魅力だなーと結局にえきらないので、さらに焼肉とキムチを摂取すべく街に向かったのであった。

P.S. ジャイアン鈴木と山根博士の追加レポもお楽しみにっ!!

アンニョン~
GALAXT Tab 10.1 8.9
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