REGZA Phone向け大容量バッテリー『BJHLI-IS04SL』がベセトジャパンから登場したので、さっそく駆動時間を計測してみました。同製品はドコモ『T-01C』とau『IS04』に対応しますが、今回はT-01Cでの計測です。
ベセトジャパン『BJHLI-IS04SL』 |
REGZA Phoneの標準バッテリー容量は1300mAhですが、大容量バッテリーは1700mAh。なので計算上は1.3倍の駆動時間が見込めるはず。YouTubeの連続再生でバッテリーベンチを実施したところ、以下のような測定結果となりました。
<計測条件>
YouTubeのHD動画をWi-Fiで連続再生し、バッテリー切れで電源が落ちるまでの時間を計測した。画面の明るさは最大輝度で常時点灯にし、エコモードは無効に。ブルートゥース、GPS、3Gはオンにした。
標準バッテリーが2時間54分なので、計算どおりなら大容量バッテリーは1.3倍の3時46分になるはず。惜しくもこれには届きませんでしたが、標準バッテリーを46分も上回る長時間駆動を達成できたので安心して使えますね。
実際に使ってみての感想は、標準バッテリーだと「あまり使っていないのに、もうこんなに減ってる…」でしたが、大容量バッテリーは「ひんぱんにウェブを見たり、ツイートしてもまだこんなに残ってる!?」でした。なにより、標準バッテリーのときに感じた「あともう少し残りがあれば…」というあせりが激減したのが大きいですね。
ちなみにOSアップデートによる節電効果も確認できました。OSを2.1から2.2へアップデートすることで駆動時間が約20分も延びたのです。アップデートがまだの人は、この機会にぜひアップデートすることをオススメします。
なにより、携帯性を損なわないのも大きなポイント。大容量バッテリーに多い専用背面カバーへの交換も不要で、手持ちのケースがムダになったり、市販ケースの選択肢が減らない点もうれしいです。
標準バッテリー
サイズ 41.5(W)×4(D)×65(H)ミリ 重量 約27グラム
大容量バッテリー
サイズ 41.5(W)×4.5(D)×65(H)ミリ 重量 約29グラム
ご覧のとおりサイズは、少し厚さが増す程度。重量もわずか2グラムしか増えません。ので標準バッテリーと入れ替えれば従来と同じ感覚で利用できます。
強いて弱点を挙げるとすれば、フル充電までの時間は少し長くなります。大容量になったのだからしかたありません。ちなみにドコモ『T-01C』は、ACアダプターを直結するよりも、卓上ホルダーのほうが40分も早く充電できます。急ぎのときは卓上ホルダーで充電したほうがいいですよ。
ということで、REGZA Phoneのバッテリーの持ちに不満のあるかたは、ひとつ持っておくと安心です!
MUGEN POWER BJHLI-IS04SL
●ベセトジャパン
●実売価格 4000円前後
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