独特のガンスタイル撮影で人気のあった『Xacti』。今年2月にブランド廃止のお知らせがあり、従来の根強いファンが涙したところだったが、パナソニックは、同様のスタイルで撮影できる防水ビデオカメラ『HX-WA10』を6月16日に発売する。
↑「これ“タテ”型スタイルですね」としたり顔の楯(タテ)に「あー、はいはい」と返答。 |
『HX-WA10』は、IPX8相当の水深3メートル防水モデル。1920×1080ドット(60i)のフルHD対応で、気泡の破裂音や操作音の取り込みを低減する、独自の水中モードを搭載。予想実売価格は4万5000円前後。
↑『HX-WA10』。蛍光灯の反射で撮りにくいぐらいのメタリックさ。 |
↑前方から見た『HX-WA10』。小さいけどこれで防水&フルHD対応。 |
↑側面に“Panasonic”の文字が。 |
グレー+オレンジのツートーンで、ド派手なXactiを思わせる外観。
↑HDMI出力とUSB/AV端子部もしっかり防水。 |
↑バッテリー&メディアスロットも2重ロックで防水対応。 |
↑公称値の実撮影時間は30分。 |
↑バッテリーの奥にメディアスロットがあるのは、防水ザクティ『DMC-CA100』と同じ仕様。 |
機能やスペックで大きな変更点は見られないが、重要なポイントとしては、カメラまかせで簡単に撮れる“iAモード”を搭載している。
↑ズームの下に“iA”ボタンを装備。 |
↑iA動作中。液晶にiAのアイコンが表示。撮影時の重さは250グラム。 |
↑2.6型ワイド液晶(約23万ドット)。シーンモード内に“水中”モードを搭載。 |
6月16日には同時発売モデルとして、16GB内蔵モデルの『HX-DC15』が予想実売価格5万円、撮影時181グラムと軽量な『HX-DC1』が3万5000円でラインアップ。
↑『HX-DC15』(左)と『HX-DC1』(右)。 |
↑逆側の側面。外観は同じ。 |
↑16GB内蔵の『HX-DC15』を手にしてみた。撮影時180グラム、かなり軽い。 |
↑3型液晶(約23万ドット)を搭載し、285度の回転が可能。 |
↑撮影者が写りこむ、いい感じの黒いカバーは、本体とひもづけ(カバー部、画面向かって右下)されており、バッテリー交換で外したときも紛失の心配がない。 |
↑SDカードはバッテリーを外さなくても挿入できる。 |
ベータ機ということで大きな作例をお見せできないのが残念だが、今回のレポートは『HX-WA10』と『HX-DC15』で撮影してみた。ガンスタイルはとっつきにくそうだが、実際に使ってみると楽チン。手ブレ補正機構も電子式だが、意外と撮影失敗が少なく、十分“効き”を実感できた。
パナソニック
『HX-WA10』(防水モデル)
予想実売価格 4万5000円前後 6月16日発売予定
●有効画素数 1190万(16:9)/1600万(4:3)ドット
●ズーム 光学5倍(静止画)
●サイズ/撮影時重量 92(W)×41.2(D)×123.7(H)mm/約250g
『HX-DC15』(16GB内蔵モデル)
予想実売価格 5万円前後 6月16日発売予定
●有効画素数 1190万(16:9)/1600万(4:3)ドット
●ズーム 光学5倍(静止画)
●サイズ/撮影時重量 86.2(W)×38.1(D)×120.8(H)mm/約180g
『HX-DC1』(エントリーモデル)
予想実売価格3万5000円前後 6月16日発売予定
●有効画素数 1190万(16:9)/1430万(4:3)ドット
●ズーム 光学5倍(静止画)
●サイズ/撮影時重量 86.2(W)×38.1(D)×120.8(H)mm/約181g
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