週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

【ベストバイ】キューブ型ベアボーンで初の“H67”チップセット搭載! 日本シャトル『SH67H3』登場!

2011年06月07日 12時00分更新

ベアボーンなので、ケースとマザーボード、PC電源がセットで組み込まれており、めんどうな配線をせずに済みます。
CPUとHDD、メモリーといったパーツをプラモデル感覚で載せればよい、という手軽さが魅力です。

このベアボーンのジャンルでは初めてとなる、“H67”チップセットを搭載したのが日本シャトルの『SH67H3』。
Core i7-2600Kなど、インテルの最新CPUを搭載できる唯一のベアボーンです。

H67なので、DVIやHDMIといった映像出力端子をもつため、新コアiの魅力である“クイック・シンク・ビデオ”を利用できます。
その一方で、小型でゲームを遊ぶPCもつくれるのがうれしいですね。

SH67H3


ポイントは、“80PLUS BRONZE”認証を受けた、効率がよい電源を搭載していること。とくに、負荷がかかったときに、むだなく電力を使用するので省エネに繋がります。

SH67H3


そして、PCIエクスプレス×16が1スロット、×1が1スロットあり、バックパネルも2スロット空きがあります。つまり、2スロット占有するタイプのグラフィックボードが搭載できます。

SH67H3


グラボを搭載する場合、電源が300ワットであること、補助電源ケーブルが6ピン×1系統であることに注意。
RADEON HD5770など、ミドルロークラスの製品であれば搭載できます。

気になるケース内温度は、『Prime95』と『FurMark』による極端に高負荷なテストでも、CPUが83度、グラボが79度で動作しました。15分ほど負荷をかけてもダウンせず、小型でケース内のスペースが少ないにもかかわらず、冷却性能の高さは十分です。

オススメの構成は、実売6200円前後の『Pentium G620』(2.66GHz)の内蔵GPUを使った“省電力エンコードPC”。
実際に消費電力を計測したところ、アイドル時30ワット、エンコード時55ワットでした。

お手軽ベアボーン&新コアi CPUで、自作にチャレンジしてみませんか?
 

『SH67H3』
日本シャトル
●実売価格 2万6800円前後

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう