O-GPS1
●ペンタックス
●予想実売価格 2万円前後
●発売日 6月下旬
↑重さは約61グラム(アルカリ電池込み)。本機は開発中のため、製品とは外観が異なる場合があります。 |
デジタル一眼レフ用のGPSユニット『O-GPS1』。対応機種は『K-r』と『K-5』、『645D(一部機能に制限あり)』の3機種。
おもな機能として、
・天体追尾撮影機能『アストロレーサー』
・画像のGPS情報から撮影地までナビ『直線ナビ』
・位置情報に加え、方位も記録できる『電子コンパス』
の3つの機能があります。
↑『K-5』に装着。 |
やはり気になるのは『アストロレーサー』。“アストロ”の言葉の響きが良い感じですが、注目すべきはその機能。
GPSセンサーでカメラのある位置を認識し、方位センサーでカメラの向きを自動的に判断。高価&デカい、おまけに動かすには専門知識が必要な“赤道儀”を使用せず、点像で★の写真が撮れるというもの。
点像で撮れるワケは、同社の手ブレ補正機構。ペンタックスのデジタル一眼レフは、センサー部が動いて手ブレを防ぐタイプだが、センサー部が上下左右だけではなく、回転方向にも動く。そして、この回転方向に動くのはペンタックスだけ。
その動きを利用して、『O-GPS1』では★の動きを追随しての撮影を可能としている。最大5分の追跡が可能で、ISO感度を低く設定することで、暗い★も撮影できるのがメリット。
とはいっても、敷居は高そうだが、撮影は基本カメラ任せ。空方向に向けてシャッターを切るだけ、で天体撮影が楽しめる。
↑ホットシューに装着。O-GPS1本体下部のレバーを右にすると固定される。 |
ほかにも、
画像データに含まれるGPS情報をもとに、位置情報が確認できる機能『直線ナビ』。これは、「ネットで見たあの景色を撮りたい!&見たい!」といった時も、カメラに読み込ませることで、距離や方向をナビしてくれるすぐれもの。もうひとつの 『電子コンパス』は、内蔵の磁気センサーとGPS情報から、真北を基準とした方位を表示して、撮影時の方向を正確に記録する。
と、かなり遊べる1台だ。
↑カメラ側は、ファームウェアアップデートで対応。メニューに“GPS”の文字が。 |
↑GPSのメニュー内容。 |
↑横のスライドを動かすと、電池が交換できる。 |
ボディーは簡易防滴仕様で、電源はカメラとは独立した単4電池1本で駆動。
『K-rレンズキット』が実売価格5万5000円、カメラ込みでも7万5000円ぐらい、、、『K-r』もユーザーからの評判もいいし、これならセットで買ってもいいんじゃね!
と思いかけてたとこですが、肝心なのは作例。
その気になる作例ですが、、、今現在、天候待ちのため、後ほどお届けします。
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