マイクロソフト スティーブ・バルマーCEOの来日講演、そして5/25の最新版OS(日本語対応!)『Mango』のメジャーリリース発表と、日本版端末発売の足音をどうしたって感じないわけにはいかないWindowsPhone7。
これまで日本語は表示のみで、IMEはなし。つまり日本語入力は基本的に不可能でした。そのために日本になじみあるソフト、特にゲームなんかはまだ存在しないのではないか・・・・・・と思っている方もいるでしょうが、実はそうでもありません。バンダイナムコゲームスが、日本語圏でもビビビっとくるゲームを3本、すでに北米市場向けに配信中なのです。
WindowsPhone7はリージョンの区分けがかなり厳密で、北米端末を日本に持ち込んでも、マーケットプレースに現われないそう。だから発見できなかったのか・・・・・・なるほどねぇ。
発売中のアプリは以下の3つです。
PAC-MAN Championship Edition DX 価格6.99ドル
Xbox360で人気の進化版パックマンをWindowsPhone7に移植。基本のゲームルールはPAC-MANを踏襲しつつ、現代的なサウンドアレンジとコンボの連発がクセになるのめり込み系ゲーに仕上がってます。5月に配信したばかりの新作。
PAC-MAN 価格4.99ドル
いわゆるクラシックPAC-MANの移植。こちらは縦画面で遊びます。懐かしの8bit的なサウンドが泣かせますね。今年1月に配信開始していて、マーケットプレースランキングで1位獲得済み。
i Love Katamari 価格4.99ドル
『塊魂』の移植作。基本のゲーム仕様はiPhone版とほぼ共通。とはいえ、プログラミング言語はまったく違うので、iPhone版のコードを参考につくっている、という結構手間暇のかかった作品。本体を傾けて王子を操作し、ダッシュはダブルタップ! 3月に配信開始済みで、当然こちらもマーケットプレースランキングで1位獲得経験アリ。
WindowsPhone7の場合は今後、Xbox Liveと連携できる仕組みが整備されていきます。メーカーの中の人によれば、これによってXbox用ゲームのミニゲームをWindowsPhone7上で遊んで、そのスコアやデータを連係させる遊び方などが想定できるそう。
たとえばXbox360用ゲーム内のメダルゲームをWindowsPhone7でプレーしてコインをためると、Xbox360側でもコインがたまる、といったことが、技術的には可能になるわけです。
これ以外にも、複数のデベロッパー関係者に話しを聞く限りでも、開発ツールの使いやすさや、マーケットプレースでの展開のしやすさなど、既にAndroidに対してWindowsPhone7の方が有利な部分は複数聞こえてきます。
あとは端末数のシェア競争次第・・・・・・というところでしょうか。
それでは最後に、北米でアプリを購入済みの端末で遊んでみた動画をお届けします。当たり前ですが、実にスムーズに動くし、なにより楽しそう。
そもそも国内端末の発売予定が立っていないこともあって日本語ローカライズするかはまだ決まっていないそうですが、この動画を見ちゃったら、もちろんコレを言っちゃいますよね→「早くWindowsPhone7で遊びたい!」
パックマン&塊魂がWindowsPhone7用ゲームに!
機材協力●マウスコンピューター『MDV-ADS7400S-WS』
北米向けWindowsPhone7版 PAC-MAN DXに注目ッ!
機材協力●マウスコンピューター『MDV-ADS7400S-WS』
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