『涼宮ハルヒの驚愕』がついに発売!!　ライトノベル初の深夜販売にファン400人が集まった

　2003年6月に発売された第1巻以来、発行部数国内累計800万部という人気を誇る『涼宮ハルヒ』シリーズの新刊『涼宮ハルヒの驚愕』前後編2冊が、5月25日に世界同時発売された。
　秋葉原では、AKIHABARAゲーマーズ本店とアニメイト秋葉原店にて深夜0時からカウントダウン販売を実施。ライトノベルでは初の深夜販売だったが、前作から実に4年ぶりとなる新刊とあって、両店には21時ごろから購入希望者の列ができ、23時過ぎには400名近いファンが集まっていた。

　AKIHABARAゲーマーズ本店の行列の様子。販売開始直前には、購入希望者の列は富士そばの店頭近くまで到達。

　AKIHABARAゲーマーズ本店では、くす玉を用意。午前0時に販売をスタートした。

　カウントダウンとともに販売が開始された両店には、販売開始後も続々と人が集まり、AKIHABARAゲーマーズ本店では販売終了となる午前1時近くまで列が途切れなかった。また、深夜にもかかわらず列には女性もおり、「終電が終わっているので、買ったあとはネットカフェかカラオケに行きます」という女性も。

　AKIHABARAゲーマーズ本店おなじみのスクリュー積みに加えて、ハルヒの頭文字をかたどったH（ハルヒ）積みも作り上げていた。ちなみに、閉店後の1時間弱で作成したとのこと。

　ハルヒ一色のアニメイト秋葉原店には、ハルヒと後編の佐々木のコスプレをしたスタッフも登場。

　25日に発売されたのは、各300ページの前後編2冊がセットとなった初回限定版（1260円）で、谷川流氏書き下ろしのショートストーリーやいとうのいぢ氏の描き下ろしイラストなどを収録した64ページオールカラーの小冊子が付属している。なお、通常版は6月15日に発売されるが、限定版には“表表紙”や“背表紙”に“初回限定版”の文字が入っている。 深夜、早朝販売を実施した両店ともに限定版の在庫は豊富に用意しているそうだが、どうしても限定版が欲しい人はお早めに！