新しいモノはいち早く触りたい。そして周囲に自慢したい。そんな“スネオ的”気質を備えた、なぜか“ジャイアン”な鈴木義孝です。
『Windows Phone Developer Tools 7.1 Beta』に、次期Windows Phone 7、すなわちコードネーム“Mango”のエミュレーターが含まれていることを知り、早速インストールしてみました。
寂しい起動画面 |
エミュレーターを起動してみるとホーム画面にはIE9のアイコンしかありません。タイル状のホーム画面が見たいのに!
日本語表示に設定 |
そして再起動 |
起動時には“Display Language”が英語になっています。なので“日本語”に変更後、“Tap Here~”をクリックします。この儀式はエミュを起動するたびに必要です。
これがカーブフリック入力 |
“Display Language”を日本語に設定すると同時に、日本語入力も有効になり、カーブフリック入力を試せます。カーブフリック入力については最後で改めて触れますね。
フォントがイカス! |
“週刊アスキー”をIE9で検索してみました。メイリオ+UIゴシックによる文字表示がイカしてます。
日本語表示問題なし |
ブラウザーでの日本語表示は、エミュレーターレベルでも、字間・行間、禁則処理などまったく問題ないです。非常に読みやすいですね。
YouTube動画のサムネイルは表示可能 |
YouTube動画のサムネイルは表示されていますが、動画自体は再生できるでしょうか?
YouTubeプレーヤーをインストール |
残念ながらMangoも標準ではYouTube動画を再生できません。というわけでインストールを試してみました。
インストールできないなんて! |
インストール前にWindows Live IDを入力したのですが、なぜかサインインできませんでした。アカウントの地域制限なのかエミュレーターの制限なのか現時点では確認できないので、改めて挑戦して後日レポートしますね。
なお、ほかにもMangoのエミュレーターは新要素盛りだくさんです。
加速度センサー実装! |
GPS実装! |
加速度センサーもGPSもあくまでも仮想的な実装ですが、開発者には非常に役立つ機能です。
最後に本題のカーブフリック入力を試す! |
カーブフリック入力ではソフトキーの肩の位置に濁点が表示されます。つまり、iPhoneやAndroidのフリック入力では濁音・半濁音入力に2タッチ必要ですが、Mangoでは1ストロークで入力できるわけです。フリックの軌跡がカーブを描くことから、カーブフリック入力と名付けられたのでしょう。
ストロークの回数が減るので、入力効率は上がりそうです。ただ、エミュレーター上のマウス操作だと、実際に入力していて快適なのかどうかは判断つきませんでした。このような快適度ばかりは実機でないと確認できません。
というわけでマイクロソフトさん、Windows Phone 7端末の準備はできているので、早く“Mango”のアップデートを提供してくださいな!
Windows Phone Japan(※フェイスブック)
Windows Phone Newsroom(※英語サイト)
Windows Phone Developer Tools 7.1 Betaダウンロードページ
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