東芝の夏モデルはノートPCが5シリーズ、デスクトップ1シリーズの合計7シリーズで展開。全シリーズ共通の特徴は、“東芝無線LANインジケーター”という新機能を採用し、ウィンドウズのログオン画面で無線LANの電波状況を確認できること。
たとえば、外出先でスタンバイモードで待機しているときにいちいちログインしてウィンドウズを立ち上げて確認する手間が省ける。その結果、確認時間も短くなるのでバッテリーの節約につながるというメリットもある。
ログオン前に無線LANを確認できる |
また、モバイルノート『dynabook R731/38C』以外の全機種では、電子書籍リーダーを備え、専用の電子書籍販売サイト“ブックプレイス”で、本を購入できる。なかには音声読み上げコンテンツもあり、音声は男性と女性の2バージョンから選択できる。
電子書籍リーダーを搭載 |
最注目モデルは『dynabook Qosmio T751/T8C』。業界に先駆けてデジタル3波チューナーを2基備え、2番組同時録画が可能だ。CPUはCore i5-2410M(2.3GHz)を採用し、視聴・録画ソフト『Qosmio AV Center』で、HDDにTSモードで録画したデジタル放送をトランスコードダビングできる。最長モード(2Mbps)で、1枚のBDに48時間ぶんのHD記録が可能だ。
またインテルのワイヤレス伝送規格“WiDi”に対応し、対応受信機と接続した液晶テレビに映像を無線伝送可能。
dynabook Qosmio T751/T8C |
予想実売価格 18万円前後(6月上旬発売予定) |
地デジチューナー×1のお手ごろモデルとしては『dynabook Qosmio T551/T6C』がある。レザーをイメージしたという、光沢がありながら汚れにくいデザインを採用。省電力なCore i3-2310M(2.1GHz)を採用し、据え置きAVノートでありながら8時間の長時間バッテリー駆動を実現した。
dynabook Qosmio T551/T6C |
予想実売価格 16万円前後(6月上旬発売予定) |
デスクトップは『dynabook Qosmio D711/T9C』が大容量な2TB HDDを搭載。こちらもデジタル3波チューナー×2を備え、HDDに“SpursEngine”による長時間録画で2150時間以上も録画できる。
dynabook Qosmio D711/T9C |
予想実売価格 20万円台半ば(5月中旬発売予定) |
モバイルノート『dynabook R731』シリーズはWiDiに対応したほか、新たに“東芝高速スタート”と呼ばれる機能を搭載。128GB SSDを採用する『dynabook R731/38C』では、ウィンドウズ7を12秒で超高速起動できる。HDDモデルでも20秒起動と、“東芝高速スタート”を使わない通常起動と比べて25秒も速い。
dynabook R731/38C |
予想実売価格 20万円前後(5月中旬発売予定) |
スタンダードノートPCなら、『dynabook T551/58C』。メモリーは8GBと大容量で、ボディーデザインは『dynabook Qosmio T551/T6C』と同じだ。
dynabook T551/58C |
予想実売価格 18万円台半ば(5月中旬発売予定) |
ほか、最新のペンティアムを採用するスタンダードA4ノートPC『dynabook T351/34C』や、CPUをAtom N570に強化し、ウェブカメラを追加したネットブック『dynabook N300/02C』をラインアップする。
dynabook T351/34C |
予想実売価格 12万円台半ば (6月上旬発売予定) |
dynabook N300/02C |
予想実売価格 5万円前後 (5月中旬発売予定) |
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります