ASUSTeK、ASRock、ギガバイト、MSIコンピューターがZ68搭載マザーボードを合計13機種発表した!
P8Z68-V PRO |
5月中旬発売予定、2万3000円前後 |
P8Z68-V |
5月中旬発売予定、2万円前後 |
ASUSTeKはグラボとCPU内蔵GPUをウィンドウズ上で切り替えられるLucidLogix社のソフトウェア『Virtu』に対応するATXマザー2種類。いずれも5月中旬以降の発売とほかメーカーよりもやや発売が遅れている。
Z68 Extreme4 |
2万1000円前後 |
Z68 Pro3 |
1万4500円前後 |
Z68 Pro3-M |
1万4000円前後 |
いずれも『Virtu』に対応したマザーだが、『Z68 Pro3-M』のみマイクロATXだ。価格は1万4000円前後とZ68採用モデルではギガバイトのマイクロATXマザー『GA-Z68-D2H-B3』とともに最安級だ。
GA-Z68-UD7-B3 |
3万4000円前後 |
GA-Z68-UD5-B3 |
2万6000円前後 |
GA-Z68-UD4-B3 |
2万1000円前後 |
GA-Z68-UD3H-B3 |
1万9000円前後 |
GA-Z68-UD2H-B3 |
1万6000円前後 |
GA-Z68-D2H-B3 |
1万4000円前後 |
ハイエンドクラスの『GA-Z68-UD7-B3』、『GA-Z68-UD5-B3』、『GA-Z68-UD4-B3』はいずれももとからグラボを挿して使うゲーマー向けを想定しているのか、映像出力端子がないモデルだ。ほか3モデルはHDMI、D-Sub15ピン、DVIなどの映像出力端子を備え、“クイック・シンク・ビデオ”が使え、『Virtu』にも対応する。
Z68A-GD80 |
2万9000円前後 |
Z68MA-ED55 |
1万8000円前後 |
上位の『Z68A-GD80』はPCIエクスプレス×16を2本備え、2枚挿しの2way SLIとクロスファイアに対応するATXマザー。下位の『Z68MA-ED55』はマイクロATXでクロスファイアのみ対応する。
Z68の真価はハイブリッドドライブ機能!?
Z68の特徴はH67のように映像出力端子を備え、新コアiの高速エンコード機能“クイック・シンク・ビデオ”が使え、P67のようにK付き新コアiの動作倍率を上昇してオーバークロックできる、という従来チップセットのいいとこどりな点だ。
それに加え、“Intel Rapid Storage Technology”が進化し、新たにSSDとHDDをハイブリッド化して、高速かつ大容量なハイブリッドドライブを組める“Intel Smart Response Technology”(以下、スマートレスポンス)を使えるようになった点に注目だ。
スマートレスポンスはウィンドウズ上でアレイを組むので、不慣れなRAID BIOSをいじらなくていいのがポイント。導入手順は、まずふつうのBIOSでHDDをRAIDモードにして、ウィンドウズをインストール。シャットダウン後、キャッシュにしたいSSDを接続して、“Intel Rapid Storage Technology”のツールをマザー付属のCDからインストールしてツールを起動して設定する。
ゲームのインストール時間が激速化!
HDD『WD20EARX』(2TB) | 31秒 |
SSD『RealSSD C300』(64GB) | 16秒 |
スマートレスポンス | 18秒 |
『RocketHybrid 1220』 | 20秒 |
『A列車で行こう9』の巨大マップロード時間を、SSDと比べるとオーバーヘッドのためやや遅くなるが、ハイブリッドドライブ機能をもつ人気ボード『RocketHybrid 1220』ともほぼ同等の高速化ができた。スマートレスポンス機能だけでも、Z68マザーを十分買うに値する魅力に感じた。ロード時間は短くしたい、でもSSDだとインストールする容量が少ない!と嘆いている人に超オススメしたい。
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