昨今、世界中で巻き起こっている日本のポップカルチャーフィーバー。フランスの『Japan Expo』、スペインの『Salon del Manga』に代表されるような大型のコンベンションが様々な国で開催され、その盛況ぶりが日本のニュースになっていますよね。桜の花が満開のシアトルでも、4月22~24日の3日間、ワシントン州最大のアニメイベントとして『Sakura-Con』が行われました。
“美しい大人の街”という印象のシアトル。 |
今年で14回目を迎えるという今イベント、日本のアニメ、マンガ、ゲーム、音楽、ファッションを求める若者(から結構な中年の方まで!)が集い、盛り上がりました! 年々増加しているという来場者数は1万9000人。そんな『Sakura-Con』をレポートします。
会場出入口付近。来場者達は、コスプレ姿で普通に街を闊歩してます! |
美しい街並み、コンサバなイメージのあるシアトルですが、「この時期は雰囲気が一変する」と現地の人が語るくらい、イベント前日からコスプレイヤーやアニメのTシャツを着た方が目立ちます。アメリカのこういったイベントは、前日からがスタートなんですね。撮影会やおしゃべりに花を咲かせて楽しそう!
SAKURA-CONプレスキット。イラストかわいい! |
会場内の様子。コスプレ率60%(!?) |
開催当日は入場待ちの列ができ、初日のイベントの目玉である“オープニングセレモニー”は1200席がすぐに埋まってしまいました。物販スペースは日本のアニメ・漫画関連だけでなく、様々なブースが華をそえていました。ニコニコ生放送のブースもあり常時現地の様子を放送していたようです。もちろん『Tokyo kawaii magazine』のブースも!
Tokyo kawaii magazineブース。TKM007にちなみ初音ミク一色。 |
世界中、どこの会場にもある刀屋さん。いつも盛況。 |
日本のお菓子屋さん。価格は2~3倍です。 |
セクシーな猫耳屋さん。(購入しました) |
物販のフロアにあった着付け屋さん。なんか強そう!! |
ゲストの6%dokidokiブース。代表の増田さんとショップガールの2人。華やか! |
2011年、日本からのゲストは、アニメ、音楽、ファッション業界で活躍する7組のアーティストが参加。中でも、声優の三石琴乃さんのサイン会、6%dokidokiとSixhのファッションショー、Exist Trace、Berryz工房のライブなどが人気だったようです。本誌、総編集長のF岡も“Tokyo kawaii magazineの編集長”として、6%dokidoki代表の増田セバスチャン氏のトークイベントに登壇しました! 十二単の色合わせから現代の原宿ファッションを語っちゃたりなんかして。
トークショーの様子。左からショップガール(vani、ユカ)増田氏、F岡、emi(通訳) |
6%ファッションショーの様子。衣装とダンスに会場ノリノリ! |
そして、アメリカ人は夜も寝ません! 明け方まで続くイベントには、アニソンナイトクラブやセクシーダジャレショー(?)など、深夜ならではのものも! クラブでは有名ボカロPのトリノス氏(ZANEEDS)がボカロ曲限定DJで会場を盛り上げていました。……中でも印象に残ったのは、コスプレイヤーがチェスの駒になって戦うというカオス! アメリカってすごい!!
夜の部① クラブイベント。DJブース横から撮りました♪ |
夜の部② コスプレイヤーがチェスの駒になって対戦! カオス!! |
そのほか、同人ブースやメイドブース、ロリータファッションショー、囲碁部屋など、秋葉原や原宿が入り混じった「日本より日本度高そう!」なイベント満載でした。そんな気温は寒いけど(平均気温12℃)、街ごと熱い3日間。翌日からは、また元の“大人の街”に戻ったシアトル。日本を、文化を愛してくれてやまない異国のイベントが終了しました。また来年も盛り上がってほしいです。
そして、美しきレイヤー達を追ったレポートは追ってまた!!
【Sakura-Conゲストの方の公式サイトです】
三石琴乃
6%dokidoki
Sixh
Exist Trace
Berryz工房
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