4月25日、『Llano(リャノ)』というコードネームで呼ばれているAMDの“Fusion APU”のデモビデオと思われるものがYouTubeにリークされたようだ。『AMD Fusion (Llano) demo (leaked)』というタイトルの動画が3本アップロードされている。デモで使用されているのはモバイル向けクアッドコアモデル『A8-3510MX(1.8GHz)』というシロモノ。ターボ時の動作クロックは2.5GHzで、GPUには“HD 6620M”を採用しているとある。
動画の視聴は以下のリンクから可能。その1、その2、その3
(4月28日9:00追記 AMDからの申し立てにより、3番目の動画は削除されています。)
(4月29日1:00追記 1番目と2番目の動画は投稿者により削除されました。)
特に、3番目の動画では、インテルのデスクトップ用CPU『Core i7-2600(3.4GHz)』とマルチタスク動作時の性能を比較しているが、比較画面上のそれぞれのFPSを見てみると、i7-2600のスコアーが3.99FPSであるのに対し、A8-3510MXのスコアーは実に19.21FPS! このビデオ上では、内蔵グラフィックのパワーではSandyBridgeを圧倒しているとでた。
また、上記の3つの動画に先駆けて、『AMD Fusion APU Llano in a Multi-Tasking Technology Demonstration』という動画もYouTube上で公開されている。
こちらはFF14のベンチマークテストでノート用の『Core i7-2630QM(2GHz)』と対決しているものだが、i7-2630QMでは表示がコマ落ちしまくりな一方で、Llanoのテストでは多少のカクツキはあるものの、かなりスムーズに動いている。
昨年末に発表されたロードマップでは今年の6~7月に発売を予定しており、ノートPCの新製品情報に注目したい。
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