2眼レンズでフルハイビジョン映像を撮影できる3Dハンディカム『HDR-TD10』。大きさは86.5(W)×148.5(D)×74(H)ミリ、重さは約725グラム。
同じソニーの一眼ハンディカム『HDR-CX700V』が62(W)×139(D)×72.5(H)ミリ、重さ約490グラムなので、従来のハンディカムに慣れているとひとまわり大きく感じます。それでも女性の片手で十分ホールドできるので、持ってみて重いという気はしません。
楽しいのは、裸眼3D対応の液晶で撮影しながら立体映像が確認できるところ。奥行きが強調されたクッキリめの3Dなので、実際に撮影している景色より、液晶の中の景色のほうが立体感を感じるほど。液晶を正面に向けて、自分撮りしてみると、目の前に小さな自分がいるという不思議な感覚を味わえます。(3D撮影の場合、被写体からの距離はワイド端で0.8~6メートルがベストらしいので、自分撮りは近すぎますが。)
↑再生はタッチパネルで操作。 |
ただ、3D表示は晴天下だとやや見えにくいので、そんなときはワンタッチで2D表示に切り替え。3D、2D撮影もスイッチひとつで切り替えられます。ちなみに、2D撮影時は左側のレンズを使用しているようです。
↑撮影の2D・3D切り替えボタンは背面にあるので、カメラを構えたままで切り替え可能。 |
↑本体側のスイッチで2D・3D表示を切り替えられる。 |
3D撮影時でも広角34.4ミリ、光学10倍ズームが可能なレンズを搭載しているので、家族旅行や子供の運動会などに幅広く対応できそうです。手ブレ補正、顔認識、おまかせオートなど、従来のハンディカムの機能もそのまま、高画質で3Dなのに簡単に撮れるところがポイント高いです。
↑最大広角時。 |
↑最大ズーム時。 |
『ハンディカム HDR-TD10』
●ソニー
●http://www.sony.jp/handycam/
●予想実売価格 15万円前後
●5月13日発売予定
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