ZG2シリーズは3サイズ。42インチの『42ZG2』は予想実売価格30万円前後。47インチの『47ZG2』は予想実売価格39万円前後。55インチの『55ZG2』は予想実売価格49万円前後。5月下旬発売予定。 |
フラッグシップの『ZG2シリーズ』では、デュアルコアの新エンジン“レグザエンジンCEVO(シーボ)” を2基搭載した“レグザエンジンCEVO Duo”を採用。“クアッドコア”エンジンの搭載により、処理能力が格段に向上しました。
これにより可能となったのが、セルレグザですでに搭載ずみの“タイムシフトマシン”機能。地デジの6チャンネル、30時間ぶんを常時録画し続けるため、昨日の番組までさかのぼって観られるという、なんとも便利な機能です。
↑“レグザエンジン CEVO Duo”がコレ。左がメイン基板で右がサブ基板。どちらにも黒いCEVOエンジンが載っているのがわかります。 |
↑タイムシフト機能ではチャンネル数を減らして録画時間を伸ばす設定も可能。2TBのHDDを内蔵し、1.5TBがタイムシフト用、残りの500GBを通常の録画用として使う。 |
また、おなじみの超解像技術のほか、新パネルの“アクティブスキャン480”を搭載。4倍速パネルに対しバックライト制御による8分割スキャンを行なうことで、疑似8倍速を実現しています。
スマホをレグザのリモコンにできる無料アプリ『レグザAppsコネクト』にも対応。iPhone版とアンドロイド版はリリース済みで、4月末~5月にかけて、PC用のWindows版、Mac版もリリース予定。
↑リモコン画面にイラストが描かれた“アートリモコン”を提供。大和絵やアート、ポップ調など豊富。浮世絵のリモコンが渋い。 |
↑録画番組につけたタグリストをユーザーどうしが共有する“RZタグラー”も向上。PC版では3画面を同時に表示でき、タグリストを編集しながらリモコン操作を行なうなどが可能(※画面は開発用のものです)。 |
↑26インチの『26ZP2』は予想実売価格13万円前後、32インチ『32ZP2』は、予想実売価格15万円前後。6月上旬発売予定。 |
『ZP2シリーズ』は32、26インチの中型・小型テレビ。セカンドテレビ向けながら、1920×1080ドットのフルHDパネルを採用しており、小型テレビの最上位ともいえるモデル。3D対応なので、ゲーム用の3D液晶の置き換えにもなる製品といえます。
ZP2シリーズでは映画館と同じ“パッシブ方式”と呼ばれる3D方式を採用。アクティブシャッター方式とは異なり、電池が不要のためメガネが軽く、見え方も明るいのが特徴です。またフリッカーも少ない。
↑ZG2用の3Dメガネ(別売)。USB充電式になり、さらに前モデルの約半分の35グラムと軽量化しました。 |
↑ZP2用の3Dメガネ(同梱)。シャッターレス方式のため電池が不要で軽量。約20グラム。 |
ゲームやアニメ画質など、レグザお得意のマニアックな設定も進化。アニメは輪郭部分のノイズ処理が効いていました。設定項目が多すぎて、もはやよくわかりませんが、テレビを自分好みに細かくカスタマイズしたいという人は楽しめるはずです。
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