『Handoff』
バージョン:1.1
App Store価格:230円
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)
映画『アバター』のワンシーンが印象的でね。傭兵部隊の隊長が、PCで見ている情報を放り投げるようにタブレット端末へ移すシーン。さすがにそれは近未来の話だろうけど、『Handoff』というアプリを使うと、それに近い体験ができる!
GoogleマップのマイマップをiPadで閲覧 |
HandoffはPCで閲覧中のウェブページを、2クリックでiPadに表示するブラウザー内蔵アプリ。PCで開いているページを“Handoff”するだけで、次々とiPadでも表示される。iPadがスリープ中でもプッシュ通知されるので、iPad側ですることはほぼゼロ。
個人的にうれしかったのは、PC版Googleマップの“マイマップ”で作った電気街の地図を簡単に送れたこと。マイマップは標準の“マップ”で閲覧できず、Safariで閲覧するにも手間がかかるからね。だけどご覧のとおり、マイマップで書き込んだお店までの道順もアッという間に表示された! いいぞHandoff!
PC側のブラウザーはどれでもOK |
ページの受け渡しはブックマークレットで行なうのが基本。PC専用のソフトが不要で、OSやブラウザーに依存しないのが◎。
PCの愛用ブラウザーがSafariかChromeの場合はもっと手軽だ。拡張機能のインストール後、ツールバーのHandoffマークをクリックし、端末名を選択するだけで閲覧中のページがiPadで開く!
ブックマークレットや拡張機能は、開発元のページから無料でダウンロードできる。まずはアカウントを作成し、自分の専用ページ(サイトはコチラ)へログインしよう。
テキスト内から住所や電話番号を認識する! |
iPadへ飛ばせるのはウェブページだけじゃない! ページ内のPDFや画像のほか、ページ内のテキストだって受け渡せるのだ!
賢いのは、テキストとして送った住所やメールアドレスなどを認識し、自動でリンクを張ってくれる点で、電話番号も認識する。iPhoneへ飛ばせば、誤入力による番号のかけ間違いを防げるね。
外部サービスにもちょっと対応 |
受け取った情報を吐き出すツールも充実している。今のところTwitterやFacebookが中心だけど、きっとそのうちEvernoteやDropboxにも対応するはず。今後のアップデートが楽しみ。
今のところ送信方向はPCからiPadへの一方通行だけど、iPadの続きをPCでじっくり見たいこともある。将来的にはiPadからPCへも送れるようになるといいな。
というか、PCでウェブを見ていて「続きは寝転がってiPadで」ということはよくある。そんなときはHandoffを使おう!
『Handoff』
App Store価格:230円
(価格は記事掲載時点のものです)
(c) 2011 IdeaSwarm LLC
・ダウンロードはコチラをクリック!
※このアプリはiPhoneとiPadの両方に対応しています
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