週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

スタンドにもなるソニエリのスピーカー『MS430』をいろんなスマホで試す

2011年04月12日 11時14分更新

 化粧品のケースに見える丸い筒。手に取ると金属独特のヒンヤリとした感触に適度な重さ……。これが『MS430』を初めて手にしたときの感想です。直径約31×長さ110.25mmのボディーはアルミ製で、削り出したあとにヘアライン加工されたていねいな仕上げ。うむ、いい仕事してます。

ソニー・エリクソン『MS430』
110412ohtake_ms430_01
直販価格 1780円 (Sony Ericsson Storeオープン記念 特別価格) http://store.sonyericsson.jp/

 キャップのようになっている先端を持ち上げると、3.5mmのステレオミニプラグが収納されていて、そのままクリッと回せば準備完了。Xperiaにそのステレオミニプラグを差し込むだけで使えます。電源スイッチはなく、音声出力と同時に自動的に電源が入る便利設計。音量が小さいと電源が入らないので、その時はボリュームを上げましょう。

MS430コネクター部

 最大の特徴は、本体がXperiaのスタンドになること。Xperia SO-01Bは横置き、Xperia arc SO-01Cは縦置き、とジャックの位置で置き方が決まります。メーカーは保証していませんが、3.5mmステレオミニジャックを装備した機器ならだいたい接続できました。iPhoneはもちろん、各社スマホやiPodでも使えました。

MS430と旧Xperia
↑MS430とXperia SO-01B
MS430と新Xperia
↑MS430とXperia arc SO-01C
MS430とiPhone4
↑MS430とiPhone4
MS430とBlackBerry Bold 9700
↑MS430とBlackBerry Bold 9700
MS430とGALAXY S
↑MS430とGALAXY S
MS430とIS04
↑MS430とIS04

 本体内部には、パワーアンプ用の電源として単4形乾電池×3本を収納します。適度な重さがあり、スタンドとして安定感があります。

MS430電池
↑この裏側に単四形乾電池1本を収納。計3本を使用します

 肝心の音質は、モノラルながらクリアな音で長時間聴いていても不快感がありません。ステレオではないので音質にこだわる人には向いていませんが、旅先でちょっとBGMが欲しいときなどは最適。パワーアンプ内蔵なので音量は十分です。
 小さなボディーの構造上仕方ありませんが、低域が弱くチャカチャカと高域ばかり聞こえがちなので、好みに応じてプレーヤーのイコライザーで調整するとかなり改善されます。小技ですが、置く場所によって音質が変わります。固い机の上だと高域が強く、雑誌の上だと適度に吸音されてマイルドな感じ。ぜひ、いろいろな場所に置いてみてください。

 ちなみに、スピーカーホン使用時のアンプとしても使えます。Skypeなどを使った少人数の電話会議では、相手の声が聞き取りやすくなります。ただし、端末側のマイクとの位置によってはハウリングを招くので注意が必要です。

 それと小技2。電池を入れると重量が約100gとちょっと重くなりますが、リチウム乾電池を使うと約90gに軽量化できます。また、エネループも使えますよ。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります