週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

オンラインストレージにバックアップできる『HD革命/BackUp Ver.11』が登場!!

2011年04月08日 18時37分更新

 アーク情報システムは、ウィンドウズシステムおよびデータのバックアップソフト『HD革命/BackUp Ver.11』シリーズを発表。4月28日(木)から発売する。

HD革命/BackUp Ver.11

 さっそく、発売前のサンプル版を借りて、実際に新機能をチェックしてみたぞ。

●ランチャーに“機能説明”を表示

HD革命/BackUp Ver.11

 Arkランチャーに詳細な機能説明を表示する。各機能によって何ができるのか、初めて使う機能でもすぐに理解できるので安心。

●インターフェースは“ステップ式”に一新

HD革命/BackUp Ver.11

 実際のバックアップ操作が、ステップ式表示に変わった。バックアップの種類、バックアップ元、バックアップ先などと、操作ごとに進むので今何をしているのかわかりやすいし、どういうステップがあるのか一覧できるのも良いね。もちろん、さかのぼるのもその項目をクリックするだけ。

●バックアップのカレンダー表示

HD革命/BackUp Ver.11

 スケジュールをカレンダーで一覧表示でき、バックアップ履歴や今後のバックアップスケジュールがひと目でわかる。リストで一覧表示されるだけじゃ味気ないので、こういう機能はちょっとうれしい。

●オンラインストレージの利用

HD革命/BackUp Ver.11

 今回の注目機能。クラウドのオンラインストレージ“SkyDrive”と“Googleドキュメント”に直接バックアップできるようになった。手順はまず、このソフトを使ってオンラインストレージを指定し、サービス名、ユーザーアカウント、ドライブ名を指定する。すると、オンラインストレージが“コンピューター”にマウントされ、ひとつのドライブとして使えるようになる。これだけでも、ちょっと便利だよね。

HD革命/BackUp Ver.11

 ドライブは“ArkDrive”と表示され、オンラインストレージをローカルドライブのように使える。ドラッグ・アンド・ドロップでの操作も可能だ。あとは本ソフトのバックアップ機能で、このドライブをバックアップ先に指定するだけだ。ただし、オンラインストレージサービスが設けている制限には、このソフトを使っていても引っかかる。たとえば、“SkyDrive”は25GBまで利用できるが、ひとつあたりの容量が15MBを超えるファイルはアップロードできない。アーク情報システムによると、今後、制限がゆるくなったり、オンラインストレージサービス自体が容量、機能強化をしていくことで、本機能ももっと便利になるだろうとのこと。現状は、テキストや画像ファイルの保存が主だと思うけど、将来的にシステムもバックアップできるようになるとうれしい。あと、個人的な希望としては、“SugarSync”など有料で容量を増やせるサービスにも対応してほしいなあと。

 そのほかの新機能としては、“どこでも復元機能”を強化。バックアップをとったPCとは別のPCに復元できる機能で、復元する際のネットワークドライバーの取得機能を追加した。復元後、すぐにネットワークにつなげられる。CD起動時のインターフェース画面を、ウィンドウズ上のソフト利用時に近づけた。緊急時のファイル救出に使える“ファイルコピーツール”は、マウス操作でドラッグ・アンド・ドロップが可能だ。また、ドライブひとつだった差分バックアップに指定できる対象が、複数のドライブを指定可能になった。

【ラインアップと価格】
『HD革命/BackUp Ver.11』
予想実売価格 9000円前後
『HD革命/BackUp Ver.11 with Partition EX』
予想実売価格 1万1000円前後
 パーティション管理ソフト同梱
『HD革命/BackUp Ver.11 CD起動版』
予想実売価格 6000円前後
 CD起動の機能だけに絞った製品

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります