4月1日、上野動物園でパンダが公開となった。徹夜組を含むパンダファンが園入り口に列を成し、開園は9時45分と通常より15分も早まった。
午前中は屋外施設での公開となったが、至近距離で見られる生パンダに、来園した春休み中の子どもたちも大人も大興奮。みんながイキイキした笑顔でパンダを見学、それとパンダをバックにケータイでわが子の写真を撮る姿も多く見られた。
当然のように、公開初日には多くの取材陣が集まり、当日の取材地域への立ち入りはクジによる抽選順となった。200口用意されたクジを引いたのだが、結果は164番、、、
↑オープン直後の入り口。もっと後方にも列は伸びている。 |
パンダ舎は、発情期をのぞき、オスのリーリー、メスのシンシンが別部屋ですごすが、われわれの目の前はシンシンが遊ぶ屋外施設。
いよいよ登場したシンシン、ゆっくりと歩くさまを見ているだけで頬が緩むかわいさだ。それまで位置取りで殺伐とした感じの報道陣からも「かわいー」、「かわいー」の声。そんなわれわれをよそに、のっけから、前方ガラス前に用意された笹を頬張るシンシン。通路側を向いてどっしりと座っており、「登場しても見る&撮る位置にこなかったりして」という杞憂をふっとばしてくれたその様は、まさに生まれながらのアイドル。サービス精神も旺盛だ。
↑これまた画になるシンシン。エサを食べている時間はシャッターチャンス!! |
「あれ(笹)が朝食ですか?」と近くにいた園職員さんに聞くと、「朝食は中(舎内)で済ませている」とのこと。“デザートは別腹”なのか、食べるペースはかなり早い&多かったが、クジ運に見放されたわれわれは、その様をゆっくり眺めることができた。
当のパンダは、園職員さんによると「来園してからあんな調子。いつも通り」ということで、かなり落ちついている様子だ。
↑リラックスするシンシン。 |
↑何か得意げなシンシン。そだそだ、撮影は基本OKですが、フラッシュはNGなのでご注意を! |
↑オープン時のパンダ舎前。納得の人気っぷりだ。 |
↑総合案内所では、音声や動画、写真で動物園見学をサポートする携帯端末を貸し出し中。料金は無料。 |
上野動物園では、パンダの保護や育成をすべく『ジャイアントパンダサポート基金』を立ち上げ、広く協力者を求めている。
●ジャイアントパンダ保護サポート基金
http://www.ueno-panda.jp/support/
↑パンダ舎出口にあるサポート基金の募金箱。頭の頂点にお金の投入口がある。いっしょに記念写真を撮る親子連れが列をつくっていた。 |
↑パンダ舎の前に、ジャイアントパンダ保護サポート基金のパートナーに名乗り出た人の名前が掲示。 |
↑週刊アスキーはパンダを応援しています。 |
上野動物園周辺では、パンダ来園にあわせ、パンダがあちこちで見られた。
↑動物園近くにある『パンダ橋』。パンダをイメージさせる白と黒のツートーンが特徴的。 |
↑ヨドバシカメラも、、、 |
↑パンダのイラストが!! |
↑ゴールドカードをもつパンダ。これでもか、とパンダ押しのヨドバシ上野店。 |
↑近くの工事中のパネルにもパンダ。 |
↑アメ横のゲーセンにあった“パンダ来日記念”ののぼり。UFOキャッチャーの景品もあのパンダだった。 |
小さいころ、親に連れてこられたことすら覚えていない私にも、笑顔をくれたパンダ。今度は取材じゃなくて、ゆっくり見に行こうと思う。
行列に並んでも見たいレベルのかわいさだが、週アス調べだと、混雑を避けるなら狙い目は火曜日、水曜日の午前中。ただし、今はパンダの繁殖期に入っているため、突然の公開中止もあるとのことなので、行く前には下記の公式サイトを要チェック! ちなみに月曜日は休園日(これも変更アリ)なのでご注意を。
●上野動物園 パンダ情報サイト
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