強力なGPUパワーで描画処理が高速！　低消費電力は長時間モバイルにも最適！

AMD APUパソコンを買う！（第1回） AMD APU搭載PC3モデルをチェック

2011年03月29日 18時00分更新

AMD APUのココがスゴイ!!

■AMD APUってどういうもの？

　APUはCPUとGPUを統合したチップのこと。CPU-GPU 間の転送速度が上がるため、CPUとGPU が別々のチップの場合より性能が向上。また、以前のモバイルプラットフォームと比べて熱設計電力は15パーセント低くなる。

　
■グラフィック性能が高い！

　AMD APUの最大のウリは、高いグラフィック性能。リアルな3D表現も可能だ。3DMark06でペンティアムの3割増。

　
■省電力でバッテリーが長もち

　AMD APU は省電力性能の高さが魅力。ペンティアムに比べると、1ワットあたりで約4 倍の電力効率を誇る。


高い電力効率
↑『3DMark06』ではペンティアムの4倍という電力効率になった。

　
■強力な動画再生機能

　フルHD動画再生のほか、DVDをきれいに再生する“くっきり機能”を搭載。

AMD APU搭載PC3モデルをチェック

■動画を高画質で楽しめるお買い得モバイル

　“Fusion”プラットフォームのAPU『AMD E-350』を搭載したモバイルノート。別売の大容量バッテリー（実売2万5000円前後）を装着すると、約11時間の長時間駆動が可能となる。


HDMIで大画面テレビに接続
↑HDMIケーブルを大画面テレビにつなぐと、YouTubeなどの映像を大画面で楽しめる。

■グラフィック性能に優れた地デジ対応一体型

　20インチ液晶搭載の一体型パソコン。地デジチューナーを1基備え、番組の視聴や録画が可能。奥行きが約20センチという省スペース性の高さも魅力だ。


人感センサーで省エネできる
↑ウェブカメラで人の顔を検出し、画面の自動オン・オフが可能。

■7.3時間の長時間駆動を実現！

　11.6インチ液晶を装備したAMD E-350 搭載モバイル。標準でバッテリー駆動時間が約7.3 時間と長いのが魅力。モバイルとしてはHDD容量が多めな500GBを搭載。


3色のカラバリを用意
↑光沢天板のブラック、レッド、ナイトブルーの3色から選べる。

APU搭載や長時間駆動でAMDパソコンが買い！

　AMDのCPUは価格性能比に優れ、GPUや統合チップセットの3D描画性能が高いことで定評がある。CPUとGPUを統合した“APU”の登場により、その魅力がさらに高まった。

　APUの第一弾となる“AMD Eシリーズ”は、グラフィック性能の高さが光る。動画再生やゲームでストレスなく使える。また、APUは省電力性も特徴。バッテリー駆動時間が伸びたことで、1日中快適にモバイルを利用できるようになった。

　『VISION』ロゴは、AMD製プラットフォームの総称で、高性能･高コストパフォーマンスの証。販売店で価格性能比に優れたパソコンを探すときは、このロゴをチェックだ。

■売れ筋VISION PCをチェック


VAIO EE VPCEE47FJ
●ソニー　実売価格　9万円前後 ↑15.5インチのホームノート。CPUはデュアルコアの『AthlonⅡ P360』（2.3GHz）を搭載。10キー付きアイソレーションキーボードが使いやすい。


LIFEBOOK LH52/C
●富士通　実売価格　8万円後半 ↑赤と黒のカラバリを用意する14インチのホームノート。CPU は『Athlon Ⅱ P340』（2.2GHz）、GPUに『RADEON HD 5430』を搭載する。