本誌『ケータイ魂』でもご紹介したユニークな充電アイテム2製品を詳細レビュー! まず、ワイヤレス充電システム『パワーマット』。この製品は、専用レシーバーを取り付けたスマホを、専用マットの上に置くだけで充電できる、近未来的な使用スタイルが最大の魅力です。
POWERMAT バッテリ内蔵ワイヤレス充電マット 2X & 汎用レシーバー |
●販売 ポケットゲームズ ●直販価格 1万6800円 |
今回はiPhone4専用レシーバーとセットで試用。充電ケーブルが不要って、こんなに快適なんですね! 驚きました。筆者は手先が不器用なので、ケーブルを抜き差しするたびに端子を痛めてしまうのではないか、といつもビクビクしているのですが、パワーマットならそんな心配はまったくありません!
とにかくカンタン。iPhone4にレシーバーを装着し、パワーマットへ乗せるだけです。充電開始は“シューン”(語尾が上がる)、充電をやめると“シューン”(語尾が下がる)といった具合に、音で充電状況が通知されます。ワイヤレスではありますが、ケーブル接続時よりもかえってわかりやすい点が気に入りました。
ワイヤレス充電って、位置合わせが難しいのでは? という心配も杞憂です。マットとレシーバーはそれぞれ磁石が埋めこまれ、iPhoneをそっとマットに乗せると、充電可能な正しい位置へ吸い寄せられます。iPhoneの向きや角度も気にしなくていいので、夜中に寝ぼけて時刻を確認するときなどでも安心。マットへ乗せるだけで確実に充電できるので、充電ミスが防げるのです。
マットへAC給電しながら端末を充電することも可能ですが、マット自体も7200mAh大容量バッテリーを搭載。これを充電しておけば、電源から離れた場所でもワイヤレス充電が可能です。
さらに、マットには充電ポートが合計2ヵ所。付属の汎用レシーバーと各種アダプターを使えば、iPhone以外のスマートフォンやニンテンドーDSなどのゲーム機を2台同時に充電できて便利です。
iPhone4用レシーバーはジャケットタイプですが、BlackBerry Curve 9300用は背面カバー交換タイプでスマート。iPhone4用も、本体にフィットするデザインで、カメラ部分やボタン部分に穴があけられ、装着したままPCと同期も可能。ふつうのケースとしてもじゅうぶん使えるところがナイスです。複数持ちの人は、すべてをワイヤレス充電可能にすれば、もう充電という意識はなくなるかも、というほど快適になります。
持ち運び可能なケースも付属。今回紹介したのは、バッテリー内蔵タイプですが、よりコンパクトなバッテリーを内蔵しないタイプもあります。
もうひとつは『ENERG U-#016MBC マルチバッテリーチャージャー』。これは予備の電池パックを端末に入れなくても、単体のママで充電可能にするアイテムです。
ENERG U-#016MBC マルチバッテリーチャージャー |
●ケンコー ●直販 2838円 |
予備バッテリーを急いで充電したいが、その間スマホも使っていたいし、困ったな、という場合に便利。
この製品のポイントは本体をスライドさせて、さまざまなサイズのバッテリーを挟めるところ。スマホのバッテリーはもちろん、コンパクトデジカメの電池からビデオカメラ用の大容量バッテリーまで、幅広いバッテリーを充電できます。フル充電までの時間や充電可否をモニターで確認できるのも◎。
旅行のときなど、各製品ごとの充電器を持って行くとかさばりますが、マルチバッテリーチャージャーが1台あると重宝しそうです。
どちらも使い方次第で、より快適なモバイルライフを実現してくれそうです。とくに端末をよく変えたり、複数持ちの方に超オススメですので是非☆
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