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IDEOSのハイスペックモデル『X5』フォトレポート

2011年03月16日 22時56分更新

 WiFiルーターにもなるファーウェイのPocket WiFi S(S31HW)/IDEOSは、小型で使いやすいスマートフォン。ですが、QVGA画面などスペックは価格相応で常用するにはやや非力かもしれません。

 実は、ファーウェイはIDEOSをスマートフォンのブランドとして展開予定で、ソフトバンクから登場予定の004HWも海外ではIDEOS X3と呼ばれる異母兄弟。そして、今月にはIDEOSシリーズの最上位機種となるIDEOS X5が海外で発売開始となりました。

3.8インチWVGAディスプレーを搭載
IDEOS_X5
↑IDEOS X5の本体サイズは120(W)×62(D)×11.6(H)ミリ。画面サイズは3.8インチで、解像度800×480ドット。他社のハイエンドスマートフォンとほぼ同等です。CPUは800MHzですが、そのぶん安価。大型画面だけど手軽に買えるスマートフォンというわけですね。
Galaxy S、iPhone4と比較
IDEOS_X5
↑大きさはGalaxy SとiPhone4のちょうど中間。本体の上下がカーブを描いているので、ホールド感がいいです。画面の下には4つのソフトキーを備えます。
Pocket WiFi S/IDEOSと比較
IDEOS_X5
↑さすがIDEOSの最上位機種ということもあり、画面解像度の差は一目瞭然。X5の広い画面は使いやすそう。
シンプルな背面に5Mカメラ
IDEOS_X5
↑本体表にはメーカーロゴも型番もないのですが、背面もすっきりとシンプル。HuaweiとGoogleのロゴ、そしてカメラの横に画素数表示があるくらい。LEDフラッシュライト付きです。
独自の3Dスクロールメニューを搭載
IDEOS_X5
↑待ち受け画面は5画面で、ウィジェットなどを配置可能。メニュー画面は上下にスクロールしますが、アイコンが背面に後退する3D的効果が目新しいです。
OSは2.2、日本語にも標準対応
IDEOS_X5
↑Android OS 2.2を搭載。実はここまでの画面写真でわかるように、海外モデルですがロケールに日本語が含まれてます。プリインストールアプリの多くが日本語対応です。あとはFEPさえ入れれば日本語端末としての常用もオーケーでしょう。
電池はPocket WiFiと共用
IDEOS_X5
↑本体サイズが大型化したぶん、電池のもちが気になりますが、IDEOSよりも大きい1500mAhのものを採用。この電池、ファーウェイのWi-FiルーターであるPocket WiFi(D25HW)やHW-01Cと同じものなんですね。共用するユーザーには便利でしょう。

 他社のハイエンド端末と比較するとワンランク下の製品かもしれませんが、価格が手ごろ。海外通販サイト、eXpansysでは、SIMロックフリー版の価格が3万円弱。このクラスのスマートフォンをこの価格で出せるのはファーウェイだけでしょう。エントリーレベルのスマートフォンでは満足できないけど、そんな高級機は不要、といった層にウケそうなこのIDEOS X5、日本でも出してほしいですね!

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