『Textforce - Dropbox text editing』
バージョン:2.1
App Store価格:230円
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)
PCと同じくらい快適なテキストエディターを求めて三千里。放浪の旅を続ける筆者がついに出会ったのが『Textforce - Dropbox text editing』(以下、Textforce)というアプリ。これキテる! ちなみにこの原稿、全部Textforceで書いたぞ!
アプリを使うにはDropboxのアカウントが必要 |
まず、Dropboxなしじゃ使えない潔さに惚れた! オンラインはもちろん、オフラインでの編集にも対応し、ネット環境のある場所で一度テキストを開いておくと、本体にデータがキャッシュされる。そのため圏外のカフェなどでも編集や保存が自由にできる。
再度オンラインになると、圏外で行なった変更内容がDropbox内のテキストと自動的に同期。“セーブ”も自動なので保存し忘れがないため、安心して書くことに専念できる。 実はこの原稿を書いてるときにアプリが1度だけ強制終了したんだけど、自動保存のおかげで書き直しせずに済んだ。
大きなテキストでもサクサク動く安心感 |
全角1万文字を超える巨大なテキストでさえ、きわめてキビキビと編集できる軽さもいい。機敏な動作なので「さぁ、書くぞー!」という気になる。
ライターというお仕事目線だと、全体の文字数や行数などをワンタッチで確認できるところがありがたかった。ただし、行の折り返しというか、1行の文字数を簡単に指定できるようになってくれるとうれしい。原稿の依頼は「14文字×24行で」みたいな形で来ることがほとんどなんでね。行番号も左端に表示してほしいところ。
日本語の文字コードは問題なし |
文字コードの扱いはノープロブレム。UTFはもちろん、Shift_JISやEUCもバッチリ開けた。さすがは国産。フォントサイズや種類、文字色と背景色のカスタマイズも可能で、自由度はかなり高い。
地味に重宝するのが、文字列検索と置き換え。見落としを防げて助かる。ファイル検索機能はないけれど、ブックマークや履歴ですばやく探せるから、この点に関しては特に問題はない。
ソフトウェアカーソルが役に立ちまくり |
キーボード右上のカーソル移動ボタンは、段落をまるごと選択したいときに超便利。パソコンのshift+矢印キーみたいな感じで使える。カーソルも1文字ずつ動かせるのでイライラしないよ。
『ATOK Pad』や『ウィズダム英和・和英辞典』といった、外部アプリとの連携も非常に役に立つ。完成したテキストは、メールで送ったりEvernoteへ渡せるので、受け渡しまでおまかせだね。
前述のように、文字数指定の部分ではテキストエディターとしては物足りない部分もある。だけど、同じアプリをiPhoneでも使えるおかげで、iPadとiPhoneとPCの間をシームレスに往復し、文章を推敲できる環境が整った。これからはもっと完成度の高い原稿を書けるように精進します!
『Textforce - Dropbox text editing』
App Store価格:230円
(価格は記事掲載時点のものです)
(c) yyutaka
・ダウンロードはコチラをクリック!
※このアプリはiPhoneとiPadの両方に対応しています
その他のアプリの記事はコチラ
・iPhone&iPadアプリレビュー
ヤシマノブユキさんのサイト
WorP@holic わ~ぱほりっく
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります