東芝が、Z1シリーズの後継となる『レグザ Z2』シリーズの発表会を開催しました。Z2シリーズでは、従来より約3.4倍処理能力が向上した新LSI“レグザエンジンCEVO”を搭載しており、高画質かつ軽快な動作を実現しているのが最大の特徴。
『レグザ Z2』シリーズ |
【予想実売価格】
47インチ:32万円前後
42インチ:25万円前後
37インチ:20万円前後
3月25日より順次発売予定
↑Z2シリーズが搭載している新LSI“レグザエンジンCEVO”。デュアルコアCPU、高画質化回路、メモリーなど3種のチップを積層。 |
画質面では、超解像技術の第6世代となる“レゾリューションプラス6”を採用。従来、表示フレームのみの情報をもとに処理していたが、第6世代では前2フレーム・後ろ1フレームを参照することで、より高精度な処理を施せるようになりました。また、16分割LEDエリアコントロールや8分割バックライトスキャンなども備え、コントラストが高く、残像感の少ないメリハリのある映像を楽しめるというわけですね。
一方、操作性では、約0.3秒で起動する電子番組表や3Dアニメーションでメニューが滑らかにスクロールするUIなど、軽快な動作を実現。『CELLレグザ X2』シリーズなどが採用していた“レグザAppsコネクト”も搭載しています。
↑Z2シリーズの電子番組表。リモコンのボタンを押した瞬間、すぐ表示される。せっかちな編集部のACCNでも安心な仕様!? |
↑“レグザAppsコネクト”に対応し、スマホからコントロール可能。会場では、Android版のみのデモンストレーションでしたが、iPhoneも検討中だそうです。 |
登壇した東芝ビジュアルプロダクツ社 映像第一事業部 TVマーケティング部の本村裕史氏は「約4年振りのメインLSIの大きな変更。従来までは、ソフトウェアで実現していた機能をLSI化し、ハードウェアとして実装することで、CELLレグザの高画質・高機能を搭載しました」と語り、Z2シリーズをアピールしていました。
↑Z2シリーズについて説明した東芝ビジュアルプロダクツ社の本村裕史氏。『CELLレグザ』を手掛けるなど、レグザシリーズの中心人物。 |
自宅のテレビを買い替えるのも面倒だし、編集部のライタースペースに1台導入してほしいなぁ。ライター陣がテレビにクギ付けになっちゃう!?
設置シミュできるアンドロイドアプリを試そう! |
↑製品を購入前に、設置した場合のイメージをつかめるアプリ“REGZA設置シミュレーション”も3月中旬から配信される予定。編集部のライター席にもできますよ! |
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