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【動画あり】245日間3G使い放題で約5.5万円のAndroidタブレット『Light Tab』

2011年03月02日 18時16分更新

 絶賛特売中の『GALAXY Tab』が気になるジャイアン鈴木です。そんなワタシに「ちょっと待った!」と発売されるのが(※妄想)、日本通信のAndroidタブレット『Light Tab』。ZTEが開発し、海外では『V9』として発売されている端末です。

 いつものようにACCNの机の上に『Light Tab』が置かれていたので(黙って)拝借して、写真&動画レビューです。まずは開梱してみましょう!

シンプルなパッケージ
Light Tab

 箱のサイズは約16(W)×21.5(D)×6(H)センチ。7インチタブレットらしく非常にコンパクトです。

SIMカードは裏面に
Light Tab

 日本通信は今回、Light Tab用b-mobileSIM U300 8ヶ月(245日間)パッケージをセットにした商品を用意しました。このSIMカードは本体の箱の裏に貼られています。

これはなんでしょう?
Light Tab

 上箱を開けると、本体の上に紙切れが乗っています。

謎の透明テープ
Light Tab

 写真ではわからないかもしれませんが、透明テープが2枚付いています。用途は不明です。説明書にも書いてません。

ちょっと地味?
Light Tab

 『Light Tab』は本体のみだと3万9800円。正直なところ質感はそれなりです。所有欲は満たされないかも。

背面にはカメラあり
Light Tab

 背面には300万画素CMOSカメラがあります。フラッシュやライトはなし。

上面
Light Tab
下面
Light Tab

 上面にはスピーカーとイヤホン端子。下面にはUSB端子とスピーカー。つまり横持ち時、ステレオスピーカーとなるわけです。

右側面
Light Tab
左側面
Light Tab

 右側面にはボリュームと電源ボタン。クリック感はあるのですが、少々頼りない感触です。一方左側面にはなーんにもなし。全体的にシンプルです。

iPad&iPod touchと比較(1)
Light Tab

 3台並べるとサイズ感がよくわかるのでは?

iPad&iPod touchと比較(2)
Light Tab

 厚みは写真で見るとよくわかりませんね。ちなみに、『iPod touch』が7.2ミリ、『Light Tab』が12.6ミリ、『iPad』が13.4ミリです。

日本語マニュアル付き
Light Tab
付属品一覧
Light Tab

 1枚の紙を折り畳んだ日本語マニュアルが付いています。内容は過不足なしというところです。そして、USBケーブル、ACアダプター、イヤホンを同梱。コンセントはもちろん日本仕様です。

セットアップ前にマニュアルを熟読!
Light Tab

 マニュアルは読みましょうね。そんなに文字数ないですし。肝心の裏ブタの開け方は書いてないですけど!

角のスリットに注目
Light Tab

 裏ブタはここで開けるのだろうとグリッと力を入れたら……正解でした。

バッテリーでかい!
Light Tab

 裏ブタをはずすと、質実剛健な内部構造が見えます。カックイー。どうせならスケルトンにすればいいのに。

絶縁フィルムを剥がす
Light Tab

 使用前にかならず絶縁フィルムを剥がします。これマニュアルに書いてません。でも、出荷時に充電されているのは好印象です。

バッテリーをはずします
Light Tab

 バッテリーをはずさないとSIMカードを入れられないのは通信端末のお約束ですね。

カードスロットはふたつ
Light Tab

 左がマイクロSDカード、右がSIMカードスロットです。

SIMカードの準備
Light Tab
SIMカードを挿入
Light Tab

 SIMカードをペリッと取りはずします。緊張の一瞬です。日本通信端末ならではですね。そして、端子に触らないようにSIMカードを挿入。端末の個体差かもしれませんが、貸出機は少々固い感触でした。

裏ブタを閉める前に
Light Tab

 バッテリー容量を確認しておきましょう。7インチタブレットとしては標準的な3400mAhです。

準備完了
Light Tab

 SIMカードを挿入したので、いよいよ電源を入れます。映えるかと思い赤いマウスパッドの上に置いてみました。

いよいよ電源オン!
Light Tab

 写真では左手で電源入れていますが、右人差し指のほうが自然ですね。……蛇足でした。

ドロイドくん登場!
Light Tab

 ZTEのロゴに続き、ドロイドくんが表示されます。最初はなんだこれと思いましたが、見慣れると可愛いです。

約46秒で起動
Light Tab

 SIMフリー端末を使ったことがある人なら驚きませんが、SIMカードさえ入っていれば、初回起動時から“NTT DOCOMO”などSIMカードのキャリア名が表示されます。

開通の儀式
Light Tab

 b-mobileSIM U300は使用前に開通手続きが必要です。と言っても専用ダイヤルに電話するだけですけども。

Googleアカウントを入力
Light Tab

 開通手続きをしてから5分後にはデータ通信可能となります。ちなみに『Light Tab』はAPNが設定された状態で出荷されているので、必要なのはSIMカードの挿入と、開通手続きだけです。

セットアップ第一段階終了!
Light Tab

 “データのバックアップ”画面が表示されればセットアップの第一段階は終了です。APN設定しなくていいというのが本当に敷居が低いです。

Android OSのバージョンは……
Light Tab

 2.2です。2.3はスペック的に厳しいと思いますが、2.2.1にはアップデートしていただきたいものです。

テザリング可能!
Light Tab

 USBまたは無線経由でのテザリングが可能です。テザリングは一度使うと手放せません。

ベンチマーク『Quadrant Standard』
Light Tab

 385……結構キビキビ動くので、ちょっと意外な数字です。

ベンチマーク『Neocore』
Light Tab

 こちらは35.4FPSと平均的。ただ、OpneGLの3D描画能力はゲーム以外あまり実感できないんですよね。

ベンチマーク『SPEEDTEST.NET』(1)
Light Tab
ベンチマーク『SPEEDTEST.NET』(2)
Light Tab
ベンチマーク『SPEEDTEST.NET』(3)
Light Tab
ベンチマーク『SPEEDTEST.NET』(4)
Light Tab
ベンチマーク『SPEEDTEST.NET』(5)
Light Tab

 データ通信速度は5回計測しました。下りの最高速度は136Kbps、上りの最高速度は174Kbps。下りの平均速度は105Kbps、上りの平均速度は80Kbps。実測値としてはかなり健闘しています。バラツキが少ないのも使い勝手がよさそうです。

 最後に“実動作ガチンコテスト”と銘打った動画をご覧ください。

ベストエフォート上下300Kbpsの速度は実用的?

機材協力●キヤノン『iVIS HF S11』、マウスコンピューター『MDV-ADS7400S-WS

■動画の内容
00:16~ 『週アスPLUS』を開くまでの所要時間は?
01:04~ YouTube動画を開くまでの所要時間は?

 例えばドコモの『GALAXY Tab』と比べてしまうと分が悪いですが、『Light Tab』はランニングコストまで含めた総コストが魅力。8ヵ月使い放題で、端末代含めてbマーケット価格5万5700円ですから破格です。たしかに重いページや、YouTube動画を3G回線で見るのはしんどいですが、それらはWiFi環境で見ると割り切り、3G回線時はメール、Twitter端末と割り切るのも賢い選択です!

SPEC
OS Android 2.2
CPU ARM V6 600MHz
ディスプレー 7インチ(800×480ドット、マルチタッチ非対応)
通信速度 7.2Mbps(下り)/5.76Mbps(上り)
※b-mobileSIM U300使用時にはベストエフォート上下300Kbps
サイズ/重量 約110(W)×12.6(D)×192(H)ミリ/約390グラム

Light Tab
キャリア:日本通信
メーカー:ZTE
発売日:2011年3月4日発売予定
価格:bマーケット価格5万5700円
(Light Tab(10日間定額データ通信つき)+Light Tab用b-mobileSIM U300 8ヵ月(245日間)パッケージ)
公式サイト

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