絶賛特売中の『GALAXY Tab』が気になるジャイアン鈴木です。そんなワタシに「ちょっと待った!」と発売されるのが(※妄想)、日本通信のAndroidタブレット『Light Tab』。ZTEが開発し、海外では『V9』として発売されている端末です。
いつものようにACCNの机の上に『Light Tab』が置かれていたので(黙って)拝借して、写真&動画レビューです。まずは開梱してみましょう!
シンプルなパッケージ |
箱のサイズは約16(W)×21.5(D)×6(H)センチ。7インチタブレットらしく非常にコンパクトです。
SIMカードは裏面に |
日本通信は今回、Light Tab用b-mobileSIM U300 8ヶ月(245日間)パッケージをセットにした商品を用意しました。このSIMカードは本体の箱の裏に貼られています。
これはなんでしょう? |
上箱を開けると、本体の上に紙切れが乗っています。
謎の透明テープ |
写真ではわからないかもしれませんが、透明テープが2枚付いています。用途は不明です。説明書にも書いてません。
ちょっと地味? |
『Light Tab』は本体のみだと3万9800円。正直なところ質感はそれなりです。所有欲は満たされないかも。
背面にはカメラあり |
背面には300万画素CMOSカメラがあります。フラッシュやライトはなし。
上面 |
下面 |
上面にはスピーカーとイヤホン端子。下面にはUSB端子とスピーカー。つまり横持ち時、ステレオスピーカーとなるわけです。
右側面 |
左側面 |
右側面にはボリュームと電源ボタン。クリック感はあるのですが、少々頼りない感触です。一方左側面にはなーんにもなし。全体的にシンプルです。
iPad&iPod touchと比較(1) |
3台並べるとサイズ感がよくわかるのでは?
iPad&iPod touchと比較(2) |
厚みは写真で見るとよくわかりませんね。ちなみに、『iPod touch』が7.2ミリ、『Light Tab』が12.6ミリ、『iPad』が13.4ミリです。
日本語マニュアル付き |
付属品一覧 |
1枚の紙を折り畳んだ日本語マニュアルが付いています。内容は過不足なしというところです。そして、USBケーブル、ACアダプター、イヤホンを同梱。コンセントはもちろん日本仕様です。
セットアップ前にマニュアルを熟読! |
マニュアルは読みましょうね。そんなに文字数ないですし。肝心の裏ブタの開け方は書いてないですけど!
角のスリットに注目 |
裏ブタはここで開けるのだろうとグリッと力を入れたら……正解でした。
バッテリーでかい! |
裏ブタをはずすと、質実剛健な内部構造が見えます。カックイー。どうせならスケルトンにすればいいのに。
絶縁フィルムを剥がす |
使用前にかならず絶縁フィルムを剥がします。これマニュアルに書いてません。でも、出荷時に充電されているのは好印象です。
バッテリーをはずします |
バッテリーをはずさないとSIMカードを入れられないのは通信端末のお約束ですね。
カードスロットはふたつ |
左がマイクロSDカード、右がSIMカードスロットです。
SIMカードの準備 |
SIMカードを挿入 |
SIMカードをペリッと取りはずします。緊張の一瞬です。日本通信端末ならではですね。そして、端子に触らないようにSIMカードを挿入。端末の個体差かもしれませんが、貸出機は少々固い感触でした。
裏ブタを閉める前に |
バッテリー容量を確認しておきましょう。7インチタブレットとしては標準的な3400mAhです。
準備完了 |
SIMカードを挿入したので、いよいよ電源を入れます。映えるかと思い赤いマウスパッドの上に置いてみました。
いよいよ電源オン! |
写真では左手で電源入れていますが、右人差し指のほうが自然ですね。……蛇足でした。
ドロイドくん登場! |
ZTEのロゴに続き、ドロイドくんが表示されます。最初はなんだこれと思いましたが、見慣れると可愛いです。
約46秒で起動 |
SIMフリー端末を使ったことがある人なら驚きませんが、SIMカードさえ入っていれば、初回起動時から“NTT DOCOMO”などSIMカードのキャリア名が表示されます。
開通の儀式 |
b-mobileSIM U300は使用前に開通手続きが必要です。と言っても専用ダイヤルに電話するだけですけども。
Googleアカウントを入力 |
開通手続きをしてから5分後にはデータ通信可能となります。ちなみに『Light Tab』はAPNが設定された状態で出荷されているので、必要なのはSIMカードの挿入と、開通手続きだけです。
セットアップ第一段階終了! |
“データのバックアップ”画面が表示されればセットアップの第一段階は終了です。APN設定しなくていいというのが本当に敷居が低いです。
Android OSのバージョンは…… |
2.2です。2.3はスペック的に厳しいと思いますが、2.2.1にはアップデートしていただきたいものです。
テザリング可能! |
USBまたは無線経由でのテザリングが可能です。テザリングは一度使うと手放せません。
ベンチマーク『Quadrant Standard』 |
385……結構キビキビ動くので、ちょっと意外な数字です。
ベンチマーク『Neocore』 |
こちらは35.4FPSと平均的。ただ、OpneGLの3D描画能力はゲーム以外あまり実感できないんですよね。
ベンチマーク『SPEEDTEST.NET』(1) |
ベンチマーク『SPEEDTEST.NET』(2) |
ベンチマーク『SPEEDTEST.NET』(3) |
ベンチマーク『SPEEDTEST.NET』(4) |
ベンチマーク『SPEEDTEST.NET』(5) |
データ通信速度は5回計測しました。下りの最高速度は136Kbps、上りの最高速度は174Kbps。下りの平均速度は105Kbps、上りの平均速度は80Kbps。実測値としてはかなり健闘しています。バラツキが少ないのも使い勝手がよさそうです。
最後に“実動作ガチンコテスト”と銘打った動画をご覧ください。
ベストエフォート上下300Kbpsの速度は実用的?
機材協力●キヤノン『iVIS HF S11』、マウスコンピューター『MDV-ADS7400S-WS』
■動画の内容
00:16~ 『週アスPLUS』を開くまでの所要時間は?
01:04~ YouTube動画を開くまでの所要時間は?
例えばドコモの『GALAXY Tab』と比べてしまうと分が悪いですが、『Light Tab』はランニングコストまで含めた総コストが魅力。8ヵ月使い放題で、端末代含めてbマーケット価格5万5700円ですから破格です。たしかに重いページや、YouTube動画を3G回線で見るのはしんどいですが、それらはWiFi環境で見ると割り切り、3G回線時はメール、Twitter端末と割り切るのも賢い選択です!
OS | Android 2.2 |
CPU | ARM V6 600MHz |
ディスプレー | 7インチ(800×480ドット、マルチタッチ非対応) |
通信速度 | 7.2Mbps(下り)/5.76Mbps(上り) ※b-mobileSIM U300使用時にはベストエフォート上下300Kbps |
サイズ/重量 | 約110(W)×12.6(D)×192(H)ミリ/約390グラム |
Light Tab
キャリア:日本通信
メーカー:ZTE
発売日:2011年3月4日発売予定
価格:bマーケット価格5万5700円
(Light Tab(10日間定額データ通信つき)+Light Tab用b-mobileSIM U300 8ヵ月(245日間)パッケージ)
公式サイト
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります