HTCが2月のMobile World Congressで発表した最新6機種が、日本でも報道向けにお披露目されました。
最も注目を集めていたのは7インチタブレット『HTC Flyer』。
『HTC Flyer』 ・ディスプレー 7インチ、1024×600ドット ・CPU 1.5GHzのもの(詳細非公表) ・OS Android ・ROM 32GB、RAM:1GB ・カメラ 背面:500万画素、前面:130万画素 |
背面に削り出しのアルミを使用。剛性を確保しています。表面にもシルバーが見えてますよね。
本体サイズは、同じ7インチのGALAXY Tabより数ミリ大きい。重量は、GALAXY Tab の382グラムに対してHTC Flyerは415グラム。これは「一般的なペーパーバック420グラムを想定したもの」(小寺氏)とのこと。
↑背面に削り出しのアルミを採用。 |
↑Flyerをもつ小寺氏。片手でラクに持てるサイズ。 |
HTC独自のUI『HTC Sence』のタブレット版を採用。また、タブレットに適したアプリや機能を搭載する予定です。
その1つが『HTC Scribe』で、付属のスタイラスペンで手書きメモをとれます。これには“Timemark”という、ノートと音声を同時にとれる機能があるとのこと。メモの中のタンゴをクリックすると、音声記録の該当部分が再生されるんだそう。
そのほか『HTC Watch』という動画のダウンロードサービスも開始されます。ハイビジョン動画を低価格でダウンロード可能にする予定とのこと。
また、OnLive社のサービスを利用した、ストリーミングでのゲーム配信も始まる予定です。
↑HTC Scribeの使用例。 |
↑HTC Watchのインターフェース。 |
さて、スマートフォンのほうで個人的に大注目だったのはこちら、『HTC ChaCha』と『HTC Salsa』。Facebookの主要機能にワンタッチでアクセスできるFacebook専用ボタンを搭載した2モデルです。
『HTC ChaCha』(左)と『HTC Salsa』(右)。右下に“F”ボタンを搭載。 ※画面は撮影NGでした |
HTCがこのモデルを開発した背景には、「Facebookのユーザー5億人のうち、4割強が携帯電話から使用している。しかも、その他のユーザーの2倍以上の頻度でアップデートする」という、Facebookとスマートフォンの親和性の高さにありです。
なお、Fボタンは、Facebookだけでなく、他にも使える“contextual”(前後の文脈によって変化する)キーととらえているそうです。
しかしこのChaChaとSalsa、デザインも相当かっこいい!
↑Salsa前面。タッチ式なので“F”ボタンのみ配置。 |
↑Salsa背面。シルバーと青を組み合わせているんです。くーっ。 |
↑Salsa上面。電源ボタンとイヤホンジャックを配置。 |
↑Salsa左側面。 |
↑Salsa右側面。カメラ用ボタンは細かいスジ入り! うっとり。 |
↑ChaChaのキーボード両手打ち状態。 |
↑ChaChaのキーボードは片手でも余裕。 |
↑ChaCha背面。 |
↑ChaCha右側面。キーボードと液晶の境界で、本体がわずかに傾斜しています。 |
↑ChaCha左側面。 |
↑ChaCha上面。 |
↑アルミのボディーに、キーはプラスチック。クリック感は浅めですがしっかりしていてとっても快適。 |
↑フルキー搭載のBlackBerry Bold 9700と比較。ChaChaは太っちょです。 |
『HTC Desire S』と『HTC Incredible S』、『HTC Wildfire S』も展示されていました。Wildfire Sはシルバー、ブラック、パープル、ホワイトの4色展開。これについて「カラーモデルは拡大していく方針。1モデル3、4色ぐらいで考えている」(小寺氏)とのことでした。
『HTC Desire S』(左)と『HTC Wildfire S』(右) |
『HTC Wildfire S』 |
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