充実機能の本家クライアント「Google Reader」
2011年02月21日 12時00分更新
作者名:Google, Inc.
価格:無料
カテゴリ名:通信
バージョン:0.8.0
「Google Reader」は、Googleが提供しているRSSリーダーサービス「Google Reader」のAndroid向け専用クライアントアプリです。
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毎日、数多くのニュースサイトやブログを効率よく読むのには、RSSリーダーを活用するのが一般的です。パソコンで利用できるRSSリーダーの定番のひとつに、Googleが無償提供している「Google Reader」があります。
ここで紹介する「Google Reader」は、そんなパソコン版の「Google Reader」の使い勝手を継承したAndroidアプリです。使い勝手が同じだけではありません。パソコンで使っているGoogleアカウントと連動させれば、データを完全に同期し、パソコンからもAndroid端末からも同じ環境で「Google Reader」を利用できます。
ここでは、すでにパソコンで「Google Reader」を使っていて、いくつかのRSSフィードが登録されていることを前提に解説を進めます。
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インストール後に「Google Reader」を起動すると、Android端末に設定されているGoogleアカウントが自動的に読み込まれます。ここで「Google Reader」を同期させるアカウントを選択しましょう。画面のように、複数のアカウントが登録されている場合は、いずれか、もしくは両方と同期させることも可能です。
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アカウントと同期するとき、初回は認証が必要です。「許可」をタップして認証します。
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RSSフィードの同期にちょっと時間がかかります。しばらく待ちましょう。
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同期が完了しました。パソコンで利用している「Google Reader」と同じ状況でフィードなどが表示されます。登録フィードを公開している場合には、それをフォローしている人なども表示されます。
各フォルダに表示されている数字は未読の記事の数です。各フォルダの数字が1000オーバーなのは、筆者が読むのをサボっているせいです…。
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フォルダをタップすると、そのフォルダに登録されているRSSフィードが表示されます。ここでフィード名の後ろに表示されている数字も、未読の記事数を示しています。
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RSSフィードをタップすると、そのフィードから読める記事の見出しが一覧表示されます。
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そして各記事の見出しをタップすれば、記事へのリンクと、記事の一部が概要として表示されます。なお、サイトによってはこの部分に記事がほとんどすべて表示される仕様になっていることもあります。
また、画面下のボタンで、前後の記事へ直接移動することもできます。
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見出しをタップすると、ブラウザを起動してその元記事を表示できます。ただここは、ブラウザをいちいち起動しないで、専用ブラウザで表示できればいいのですが…。
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記事のリンクと概要を表示しているとき、メニューボタンを押すと、その記事に「スター」を付加したり、未読にしたり、ほかのアプリと連携したりといった変更ができます。
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また、既読の記事の見出しの背景には色がつき、もう読んだかまだ読んでいないかがひと目でわかります。
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見出し画面でメニューボタンを押すと、記事一覧の更新や既読の記事を消したり、記事を並べ替えたりすることができます。
このAndroidアプリの「Google Reader」の特徴は、これらの一連の操作がすべてウェブ上に反映され、パソコンで利用している「Google Reader」と自動的に同期するということです。Android端末でニュースやブログを読んでも、パソコンで読んでも同じように既読になるということです。同期を意識せずにRSSリーダーを利用したいという人にはうってつけのアプリでしょう。
RSSリーダーを今ひとつ活用できていない、という人でも、この「Google Reader」を使ってみれば、その便利さがわかるハズです。Android端末の必須アプリとしてぜひ使ってみてください。
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