作者名:Hudson Soft
価格:450円
カテゴリ名:アーケード&アクション
バージョン:1.1
作者サイトURL:http://www.hudson.co.jp/home.html
「ネクタリス」は、宇宙を舞台にした戦略シミュレーションゲームです。
アプリを立ち上げると、さっそくタイトル画面です。「ネクタリス」自体は1989年に発売され、さまざまなハードで展開してきただけあって、プレイしたことがある人も多いかもしれません。Android版も基本ルールは変わりませんので、経験者はニューゲームを選んでも大丈夫でしょう。逆に初めてプレイする人は、ぜひヘルプを確認してみてください。
ヘルプでは「ネクタリス」の基本やルールが学べます。
ほかの戦略シミュレーションゲームと異なるルールもあります。昨今のゲームと違って、こうしたルールを教えてもらいながら本編が進行するということはないので、じっくりチェックしてください(この硬派なところが「ネクタリス」のいいところですが)。
ニューゲームを選ぶと、「ネクタリス」の物語的な背景が、自動スクロールで語られます。要約すると、「ネクタリス」は近未来の世界の月が舞台。資源争いのために各国が対立するなか、ガイチ帝国が月の大部分を占拠。そこでプレイヤーは各国の連合軍の指揮官として、帝国軍の殲滅に挑戦するのです!
ストーリーを確認したあとは、早速ゲームが始まります。ステージ上に確かにクレーターがあり、舞台が月だとわかります。
画面をスライドすることで、ステージを移動できます。なお、青く表示されているのが味方ユニット、緑で表示されているのが敵のユニットです。
味方ユニットをタップすると、移動できる範囲が表示されます。このようにステージは六角形のマス目に区切られています。
また画面下部にはタップしたユニットの対地、対空攻撃力と射程、防御力、移動範囲などが表示されます。右の「8」という数字は、このユニットのライフのようなものです。
ユニットによって能力は大きく異なります。先ほどの「GX-77 ムンクス」と違って、「S-61 パイソン」は対空攻撃力がありません。ただし対地攻撃力と防御力、移動力は段違いの高さです。
ちなみに相手ユニットをタップすると、そのユニットの移動範囲がわかります。一方的に攻撃されないよう、チェックしながら進軍しましょう。
敵ユニットに隣接した状態でタップすると、攻撃を仕掛けられます。
戦闘は自動で進行します。今回は攻撃力、防御力ともに圧倒的に負けて、自軍の数が大きく減らされました。
基本的にユニットは一度行動をすると、そのターンは行動できません。全ユニットが行動を終えたら、コンピュータが操作する敵のターンになります。
戦闘を有利に運ぶための手段はいくつかあります。その中のひとつが支援効果。戦闘を仕掛けるユニットの周囲に味方がいると、攻撃力などがアップします。
また、ユニットを配置した地形の効果も見逃せません。上の画面では敵ユニットが地形効果の高い場所にいるため防御力が高まり、思うように数を減らせません。逆に、地形効果の高い場所に味方のユニットを配置するよう心かげましょう。
こうした戦闘を繰り返し、敵を全滅させればそのステージはクリアとなります。最後に、経過したターン数や、ターンごとのそれぞれの撃破数が表示されます。
ひとつのステージをクリアすると、すぐに次のステージに移ります。どこまで進んだかは自動で記録され、タイトル画面でステージ選択を選ぶと好きなステージから選べます。
敵を全滅させる以外にも、ステージをクリアする方法があります。たとえばステージ2で、このように味方ユニットの支援効果で守備を固めつつ…、
敵の数が少ない方面から別働隊を進軍させ、敵の収容所に歩兵を到達させました。これで収容所の捕虜を開放したことになり、ステージがクリアできます。
オプション画面です。サウンドを鳴らすかどうか、そしてボリュームの設定のみとシンプルです。
このオプション画面と同じように、基本のルールはすごくシンプルな「ネクタリス」。ただしステージが進むごとにさまざまな個性を持ったユニットが登場したり、難易度が上昇して歯ごたえがあります。ステージは全部で20。ここで初めてこのゲームを知った人も、20年以上に渡って愛され続けている「ネクタリス」に、ぜひ挑戦してみてください。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります