作者名:BambooGrass
価格:無料
カテゴリ名:メディア&動画
バージョン:1.0.6
「リズム工房」は、リズムパターンが作成できるアプリです。
「リズム」とは、音楽の時間進行の基準となるものです。早く奏でたり、遅く奏でたりすることで、音楽の雰囲気も変わってしまいます。1曲の中でも、リズムが不安定だと心地よく聞こえないでしょう。曲の構成で大切な部分です。そんなリズムを自分でつくり、楽しむアプリ「リズム工房」を紹介します。曲の基本でもあるリズムを自由に作れるだけに、さまざまな応用もできそうですね。さっそく、使ってみましょう。
インストール後、アプリを立ち上げると楽器を読み込みます。この動作は、初回の起動のみです。
画面左の四角い空きをタップすると、楽器の選択画面に切り替わります。「リズム工房」では、Cowbell、Guiroなど5種類の楽器が選択できます。それ以外の楽器を選択したい場合は、「toybox_rhythmic_1」という有料パッケージを購入する必要があります。
ここでは「Tambourin」を選択しました。次に、演奏方法の選択します。これで、そのトラックの楽器を「Tambourin」に設定しました。
トラックの上部はボリュームスライダー、下はシーケンス表示になっています。画面右上の「全て」のボタンをタップすると、ボリュームやシーケンスなどの個々の機能のみを表示できます。
ボリュームは、指で左右にスライドさせることで変化します。また、トラックをタップすると、シーケンスの入力ができます。何分音符かを選択し、それにあわせて分割されたスコアが表示されます。「○」で音を鳴らし、「×」が休符で無音です。入力したら「OK」をタップしてください。トラックを増やし、さまざまなタイミングで楽器を鳴らしてみましょう。制作したデータは、メニューボタンから保存することができます。
また、画面左上の音譜アイコンをタップすれば、テンポを変更できます。30~240までの調節が可能です。
ひと通り、リズムの制作手順を説明してきました。実際の演奏は、画面上の「プログラム」から、プリセットされたリズムを呼び出すことができます。最初は、これらを参考に手を加えてゆくのもいいと思います。
画面右上のボタンは、ボリュームやシーケンスなどのほかに「ライブ」モードがあります。リズムを再生させると、楽器の音が鳴るタイミングを色の点灯で教えてくれます。
シンプルにメトロノームで練習するより、プリセットのリズムやオリジナルのリズムで練習するのも楽しそうです。また、個人的には昔使っていたリズムマシンの入力方法と似ていたので、とても使いやすく感じました。DTMをされる方も、外出先でリズムパターンの案を練ってみてはどうでしょう。そして使い込んでいくうちに、やはり、有料版の「toybox_rhythmic_1」を購入して、使える楽器を増やしたくなりますね。
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