作者名:mAPPn,Inc.
価格:無料
カテゴリ名:写真
バージョン:1.0.5
作者サイトURL:http://www.mappn.com/community/
「Camera 360」は、Android端末のカメラでさまざまな加工写真が作れるアプリです。
1995年にデジタルカメラ「CASIO QX-10」が発売して以来、カメラを取り巻く環境が大きく変わりました。デジタルカメラが普及し、ケータイにも当たり前のようにカメラ機能が組み込まれ、カメラを常に持ち歩く時代になったのです。そしてAndroid端末の登場で、カメラをアプリでコントロールして楽しむ時代になりました。そんなアプリのひとつ、「Camera 360」を紹介します。便利な機能が豊富なカメラアプリです。
起動後の画面の「Enter」をタップすると、撮影ファインダーに切り替わります。画面右側に操作ボタンが並びます。上から「設定」「手ぶれ防止」「シャッター」「効果」となっています。
また、画面右上にある、3つ横並びの左側のアイコンをタップすると、基本的なフィルター類が9種類表示されます。タップして選択すれば、撮影モードがそれぞれ切り替わります。
同じく、中央のアイコンは画面にグリッド線が表示され、画面の構成を考える手助けをしてくれます。グリットは、比率の違いで3種類用意されています。
右側のアイコンは、カメラの設定です。写真サイズ、シャッター音、フラッシュの発光防止など8種類の設定ができます。ただし、各端末のカメラ機能の特性で設定できない項目もあります。たとえば、フラッシュの発光防止は、フラッシュのない端末には無関係です。
また、画面右下の円が6分割されたアイコンは、さまざまなフィルタを選択できます。大きくわけて5種類あるので、順番に紹介していきます。
「Scenery」は、絵画を描いている青年のキャンパス部分に撮影した写真をはめ込み、絵画のようなエフェクトがかかります。写真が制作中の絵画に変身します。
「Funny」は、写真を線画のように加工してくれます。まるで、漫画の背景のようですね。
「Tilt-Shift」は、ピントのあう位置を操作できます。サンプルの写真は街灯にピントをあわせました。元々は、大判写真で使われる撮影方法なのですが、Android端末で気軽に使えるところがスゴイですね。
「Colour-Shift」は、指定した範囲にある発色の強い色を残して、他をモノクロにしてくれるフィルタです。被写体を強調したいときに使います。
最後の「Effect」は、全部で15種類の効果が用意されています。これらも、いくつか紹介しましょう。
「Colorful」は、色のメリハリを強調してくれます。このような紅葉の写真などは、くっきりとした写真に仕上がります。
「Back to 1839」は、古びた写真風になります。ちなみに、ナゼ1893年なのかというと、この年は写真機が発明された年なのです。
「Lomo Film」は、ロシア製のカメラ「Lomo」で撮影したかのように仕上げるフィルタです。安価なカメラのため、レンズの性能が低く、四隅の周辺が暗くなる雰囲気や、コントラストが強くなる感じが、きちんと再現されています。
「Dreamlike effect」は、夢の中のようなモヤがかかったようになるエフェクトです。
まだまだ多くの機能があり、使い込むほどに楽しいアプリです。有料版もあるのですが、ここまで紹介してきた機能は、無料版で使うことができます。ここまでできるアプリが無料とは驚きです。さらなる写真の世界が広がること、間違いなしです。
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