作者名:KEIY
価格:無料
カテゴリ名:ツール
バージョン:1.2.0
「GPSスピードグラフ(GPSSpeedGraph)」は、GPSを使った国産のスピード測定アプリです。
毎度おなじみ、スピード測定係の紅子です(笑)。スピード測定アプリの専門家になれそうな勢いでさまざまなアプリを試していますが、今回の「GPSスピードグラフ(GPSSpeedGraph)」は、国産のスピード測定アプリ! 当然、設定なども日本語で見やすいので、これまで英語の設定が嫌で、スピード測定アプリのインストールを躊躇していた方にもオススメです。
アプリの起動後、すぐに計測が始まります。
はやる気持ちを抑えて、まずは各種設定をしておきましょう。メニューボタンを押し、「設定」をタップします。
こちらが、設定画面です。
最高速度は「9999」まで、自分で設定が可能。飛行機での計測で、メーターが振り切らないような数値にしておきましょう!(笑) なお、設定画面で「最高速度の自動設定」にチェックを入れておくと、指定した速度を上回った数値が出ても自動で最高速度を上げてくれるので、そんな心配は無用だったりします。
そして、これは国産アプリならではですが、「速度単位」は時速表示「km/h」がデフォルトです。
また、「距離単位」も「meter」がデフォルト設定でした。
そして、待ってました! これまでレビューしたスピード計測アプリにはなかった「高度単位」の設定まであります!! 飛行機好きには必須ですよね。こちらは、私の場合は雰囲気を出すために「feet」表示に変えてみました。
このほか、設定画面では、ディスプレイがスリープ状態にならないようにする設定や、リセット時に確認のダイアログを出す、ジオイド値による実高度に近い高度の補正を行うなどの設定もできます。ちなみに、高度補正をしないと、日本では約40メートルの誤差が生じるそうです。
計測値は現在の速度や高度のほか、最高速度や移動距離、平均速度、計測時間などが、数値とグラフで表示されます。せっかく、高度も計れるのです。計測はもちろん、飛行機で行いました!
スピード計測ができるアプリは数あれど、高度まで計測できるアプリは初めてでした。飛行機での計測だけでなく、車や自転車なら高度による燃費の違いや体力の消耗度などをスピードと照らし合わせて分析することなどができそうです。なお、有料版「GPSスピードグラフPLUS」(300円)では、GPSロガー機能が搭載されています。計測したログ情報を元に、ExcelやGoogle Earthなどで測定情報を確認したり分析できます。自転車でのトレーニングなどを本格的にやっている人には、こちらもがオススメですね。
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