作者名:hyukix
価格:無料
カテゴリ名:ツール
バージョン:0.9.8.4
作者サイトURL:http://mobile.twitter.com/hyukix/
「青空読手」は、青空文庫に収録されている作品が読める青空文庫ビューワです。各ページを、かなり自然な感じでめくることができるのが特徴です。
読書の秋です。読書はお好きですか? 本を読む人が減ってきたといわれている一方で、電子書籍が注目を集めています。そんな今の時代にオススメなのが、さまざまな名作が無料で読める青空文庫のビューワ、「青空読手」です。
こちらは、著作権が消滅した文学作品などを揃えた電子図書館「青空文庫」を、Android端末で読むことができるアプリです。読み込まれた古い本のような黄味がかった背景に、縦書きの文字、そして、フリックでページがめくることができ、収録されているのは「青空文庫」のアクセス・ランキング上位500文庫! どれも、一度は読んでおきたい名作揃いです。
文庫を探すには、2通りの方法があります。まずは「作者」タブをタップして著者名から探す方法。五十音順に作家たちの名前がずらりと並び、各著者名をタップすればその著者の作品が表示されます。
先ほどの画面から著者名や作品名を絞り込みたい時は、メニューボタンから「検索」をタップ。著者名や作品名を入力すればOKです。
もうひとつの検索方法が、「ランク」タブからランキングに沿って作品を探すというものです。
このように、1~500位までの青空文庫ランキングが表示されます。どんな作品が人気があるのか、これを眺めているだけでも、けっこう楽しいですよ。
読みたい作品が見つかれば、タイトルをタップ。すると、作品のファイルがSDカードにダウンロードされます。また、メニューボタンを押せば、ページの指定やメニュー画面に戻ることも可能。
ページ指定は、バーをスライドするだけ。あわせてページもスライドするので、文章でも確認できて便利です。
読書を中断したい時は、バックボタンを押すかメニューボタンから「メニューに戻る」をタップ。すると、読んでいたページへ自動的にしおりが挟まれ、メニュー画面の「しおり」にリスティングされます。なお、アプリを起動した際は、しおりが挟まれた、最後に読んだページが自動的に表示されます。
また、「しおり」画面で各作品名をタップすると、作品の続きを読めるだけでなく、Twitterでつぶやいたり、Googleで作品や著者について調べることが可能です。
表示フォントなどを自分好みにカスタマイズしたい方は、メニューボタンから「設定」をタップ。背景色や文字色はもちろん、文字サイズや文字の太さなども設定できます。
画面の向きを変えたい時は、メニューボタンから「向き」をタップすればOK。このほかにも、「ファイル」タブで、SDカード内のテキストファイルをビューワに読み込むことができたりもします。
ページをめくる感覚が自然なのはもちろん、最初から設定されている背景色と文字で、疲れずに読むことができたうえ、しおりまで自動的に挟んでくれるのがとても便利です。一度、ダウンロードすれば、電波に関係なくいつでもどこでも読むことができるのも、うれしいポイントです。そして、なによりも500作品が無料で読めるので、文学作品から遠ざかっている人にもオススメ。最新機器で昔の名作を読む、温故知新な秋の夜長はいかがでしょう?
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