作者名:Sora Takayama
価格:無料
カテゴリ名:パズル
バージョン:4.0
作者サイトURL:http://www.daikiko.com/index.php
「しりとりんご!」は、全国のプレイヤーとネットを通じ行うしりとりゲームです。
誰もが一度は遊んだことがあるであろう、しりとり。ある単語の最後の文字と、同じ文字から始める単語を言い続けるアレです。そんな伝統的な遊びを、このアプリでは色んなユニークなアレンジを施して楽しめるのです。
アプリを起動すると、しりとりが行われている部屋の一覧が表示されています。しかしどこかに入る前に、やっておきたいことがふたつ。ひとつは、一番上の入力フォームで自分の名前を入力すること。このとき、青チームと赤チームのどちらかに自動で振り分けられます。そしてもうひとつが、左下をにある遊び方をタップして、ルールを把握することです。
基本はおなじみのしりとりなのですが、順番はなく1分以上待てば連続して回答してもよいことと、最後の文字を含んだ1文字以上から始まる単語を続けること(たとえばAndroid→井戸など)が、このアプリでのルールです。つまり、「ん」で終わる単語も使えることになります。
それでは、ゲームを始めてみましょう。部屋に入ると、このように最上部にある単語を示す画像が表示されています。これを推理し、続く言葉を画面上部のフォームに入力していきます。ちなみにこれは、「インドネシア」です。
ちなみに部屋によっては、駅名や漫画関連の単語だけで続けるしりとりも行われているようです。
一定時間答える人がいない場合や画像がない場合、ヒントとしてWikipediaの一部が表示され、さらに時間が経つと答えの単語まで表示されます。この場合は最新の単語は「虎の穴」なので、「茄子」と入力しようとしたところ…。
自分より先に誰かが「ナマステ」と入力していたようで、邪魔されてしまいました、残念! このようにほかの人より先に入力することで、自分の単語が採用されるのです。しかしなぜナマステ…。
「ロボット」のあとに「トップ」と答えて、ようやく初めて単語が採用されました。単語によって得点が異なり、前の単語と被る言葉の文字数、その日初の言葉かどうかなどによってボーナスが加わります。
得点を増やすコツは、最初はとにかく上手につなげることより、早く単語を入力するよう専念すること。たとえば「ロボット」のあとなら「ボットネット」などを思いつけば高得点になりますが、考え過ぎるとすぐにほかの人に単語を打たれます。今回の「トップ」などの単純な単語でも、思いついたままに入力しましょう。
もちろん入力速度も、遅いより早いに越したことはありません。筆者の場合、フリック入力にすることによって劇的に速度が向上しました。
と、このようなゲーム的な部分も十分におもしろいのですが、暇つぶしとしても楽しいのがこのアプリのいいところ。たとえば、メニューボタンを押すと、画面下部に色んな機能が表示されます。このうち、地図をタップしてみましょう。
するとブラウザが起動し、そのとき最新の単語だった「プリプリ」という地名の場所が表示されます。「ナイル川」とかだと「ふ~ん」という感じですが、「プリプリ」なんて地名があるとは!
またアンダーラインが引かれた単語をタップすると、同じくブラウザが起動し、Wikipedia内のその単語のページが表示されます。「プリプリ」という単語は、色んな意味がありますね。
そのほかにユニークなのは、性的な表現を含んだ単語を入力すると「セクハラしりとリンゴ!」となること。と言っても、このときに入力したのは「夢」なのですけど…性的でしょうか? 「性的」の感覚が曖昧で、少し笑えます。ちなみに「セクハラしりとリンゴ!」が連続したため、自分の称号が「おませさん」になってしまいました(笑)。
以上のような流れで、色んな部屋で行われているしりとりに参加するのが、このゲームの基本的な遊びかたです。
ただ最初に書いたとおり、このゲームでは自動的に青チームと赤チームに分かれます。そして、それぞれの所属プレイヤーの得点の合計によってその日の勝敗が決まるのです。
各チームのトップスコアラーも確認できます。
もちろん自分の成績も確認できます。チームのために、ひたすら高得点を目指すという楽しみかたもアリでしょう。
このゲームをプレイして一番おもしろかったのは、自分のボキャブラリーにない意外に単語に出会ったとき。冒頭に掲載した「ゴットリープ・ダイムラー」なんて、普通はなかなか出てこないでしょう。そして、そんな単語からリンクを辿ってWikipediaを読み耽るうちに、思わず時間が経ってしまうこともしばしば。時間の潰し過ぎにだけは、ご注意ください!
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