プレイ時間40時間以上!?　超ボリューム＆堅実に楽しいアクションRPG「ZENONIA」

作者名：GAMEVIL Inc.
価格：5.99ドル
カテゴリ名：アーケード＆アクション
バージョン：1.1.2
作者サイトURL：http://www2.gamevil.com/eng_new/index.jsp

「ZENONIA」は、ファンタジー世界を冒険するアクションRPGです。

剣と魔法を使って魔物と戦うという、オーソドックスなファンタジーゲームもめっきり少なくなった感があります。そんな状況を寂しく思う人、またアクション要素のある作品を敬遠している人にオススメしたいのが「ZENONIA」です。

世界観は、実に古きよきファンタジー世界そのもの。全編英語ですが、片言でも理解できれば雰囲気はすぐに掴めます。また、使用するボタンは基本的に移動ボタンとアクションボタンだけ。複雑な操作はないので、ゲーム初心者も、レベルさえ上げれば進められるでしょう。

タイトル画面で、タップすると表示されるメニュー画面です。「NEW GAME」でゲーム本編を開始する前に、OPTIONやHELPをチェックしてみましょう。

OPTION画面では、バイブやBGMのオンオフなどの設定ができます。
 

HELPでは、画面の見方や、キャラクターごとの特徴などが確認できます。このあたりは、ゲームを進めながら調整＆確認してもよさそうです。

初回を除き、ゲームを始めるときは、3つあるセーブファイルからどれを使うか決めます。

次に、操作する主人公の職業を選びます。選べるのはPaladin、Warrior、Assassinの3つ。それぞれ覚えられるスキルや能力が違うようです。今回は、Paladinを選択しました。

続いて、本作品のプロローグにあたる、オープニングが自動で進行します。どうやらゲームの舞台から15年前、人類とドラゴン（悪魔）の戦いがあったようです。

ゲームの始まりは、主人公が母親に起こされる場面から。RPGのお約束といったところでしょうか（笑）。
 

画面の左右に、薄い円があるのがわかるでしょうか？　これが、本作品での操作ボタンになります。左の円の上下左右をタップするとその方向に移動し、いずれかをすばやく2回タップすると、短距離をダッシュできます。

人に向かって右側の円をタップすると、話すことができます。このあたりは、標準的なRPGと同じ操作感です。

人以外に向かって右側の円をタップすると、武器を振ります。町中にある木箱程度なら、壊すこともできました。

最初は、お使い的なクエストが町中で続きます。これはクリアするごとにご褒美がもらえるほか、ゲームを進めるうえでのチュートリアルにもなっています。たとえば、ある荷物を届けに行くイベントでは、所持アイテムの重量制限があることがわかります。

ちなみに、この画面は重い荷物を持ったまま移動する主人公。汗をかいていますね。このように、本作品ではキャラクターが細かな演技をしてくれて、見ていてなかなか飽きません。

イベントを進めるうちに、ついに町の外に出ることができるようになりました。大きな木のある場所に行くのが、最初の目的となります。

ここでオススメしたいのが、サブクエストも一緒に受けておくこと。たとえばこのItem Galからは、5つのケーキを集めてくるよう頼まれます。これらは近くのマップでクリアできるものが多いので、ストーリーと関わるメインクエストと一緒にこなしたほうが効率的に進められます。頭上の「！」マークがサブクエストを受けられる人の目印なので、積極的に話しかけましょう。

町の外に出てみると、最初から敵がワンサカ出てきます。1体1体は大した強さではないので、最初は各個撃破を心がけましょう。

またこのゲームでは、昼と夜の概念があります。夜になると、この画面のように画面が暗くなり、明るいのは周囲だけに…。完全に暗くなることはありませんが、確かに視界が狭まったように感じます。

しばらく戦って経験値を稼ぐと、レベルアップできました。右上のアイコンをタップして、ウィンドウを開いてみましょう。最初に自分のステータスが確認できます。

レベルアップするごとにポイントが手に入るので、STR、AGI、CON、SPIなどのパラメータに、好きなように割り振りましょう。

ウィンドウ上部にあるタブをタップすることで、表示する内容を切り替えられます。これはアイテムや装備を設定する画面です。

こちらは、スキルの設定画面。レベルアップすると手に入るスキルポイントを割り振って、色んなスキルを覚えていきます。自分で発動するアクティブスキル（攻撃や回復など）、何もしなくても発動しているパッシブスキル（ステータスアップなど）の2種類があります。

スキルポイントを割り振って修得したアクティブスキルは、アイコンをタップすると「Quick Slot」に登録できます。ここでは、Compact Slashというスキルを登録してみました。

画面下にある4つのスロットのうち、ひとつにスキルが登録されてるのがわかりますか？　これをタップするだけでスキルを発動できるので、よく使うものは、ぜひQuick Slotに登録しておきましょう。

また、これはクエストに関するウィンドウです。メインクエスト、サブクエストが別枠で表示されていますが、どちらも名前をタップすることで概要や目的を確認できます。

最後に、システムに関するウィンドウ。セーブは、この画面から行います。

敵を倒しながらフィールドの奥に進んでいくと、大きな木があります。今回は、この木から取れた薪を持って帰るのが目的ですが、その前にドラゴン型の魔物が出現！　しかしこの場面では戦わずに済みます、助かった…。

薪を町に持って帰るものの、ちょっとした誤解から主人公は町にはいられなくなってしまいます。そして、このBillyという人に促され、別の町に旅立つことになりました…。

ここまでで、約1時間強のプレイ。画面左上にあるマップをタップすると地図を見られるのですが、ここまで冒険した範囲が、色の付いた部分となって表示されます。ちなみに調べてみると、メーカーは40時間以上のプレイ時間を見込んでいるとか！　まだまだ冒険の先は長そうです。