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クラウドを使ってPCとファイル共有「ZumoDrive」

2010年07月27日 12時00分更新

作者名:ZumoDrive
価格:無料
カテゴリ名:メディア&動画
バージョン:0.9.25
作者サイトURL:http://www.zumodrive.com/

「ZumoDrive」は、PCから各種ファイルをインターネット上のディスクスペースにアップロードし、Android端末や他のPCと共有できるアプリです。

クラウドを使ってPCとファイル共有「ZumoDrive」

画像などのファイルをPCからAndroid端末へコピーしようとするときには、お互いをUSBケーブルで接続したりメモリカードを介してやりとりしたりと、作業的になかなか面倒なものです。メールを使って送受信するという方法もありますが、それもそれで手間がかかります。そんなとき、この「ZumoDrive」を使うと、PCのファイルをいちいちAndroid端末へコピーすることなく利用できます。

無料で利用できるディスクスペースは2GB(当初は1GBですが、操作を重ねるうちに2GBに増加します)。それを超えると、有料サービスになります。

利用の前に、まずはZumoDriveのアカウントを作成しておきましょう。そして、PCから共有するファイルをアップロードしておきます。

クラウドを使ってPCとファイル共有「ZumoDrive」

この状態で、Android端末でアプリを起動したら、「Yes. Sign in」をタップしてログインします。ここからアカウントを作成することもできますが、Android端末からはファイルのアップロードができないので、PCで作成してそのままアップロード作業をしたほうが効率的でしょう。

クラウドを使ってPCとファイル共有「ZumoDrive」

ログインすると、PC側でアップロードしたのと同じ状態でインターネット上のディスクスペースがフォルダ形式で表示されます。各ファイルをタップすると、それを開くのに適したアプリで開けます。Android端末側で開けるアプリがないときには開けません。

クラウドを使ってPCとファイル共有「ZumoDrive」

「ZumoDrive」では、音楽ファイルの共有も可能です。PCのMusicフォルダを共有して、Android端末で音楽の再生が可能です。

クラウドを使ってPCとファイル共有「ZumoDrive」

さらに「ZumoDrive」では、写真の共有もできます。デジカメで撮影した画像をPCからアップロードするだけで、Android端末からそれらの写真を閲覧できます。

このように、クラウドを活用したファイルの共有が可能なのがこの「ZumoDrive」です。PCのファイルをアップロードさえしておけば、以降はデータのコピーや持ち運びに気にすることなく、Android端末でPCのファイルを活用することができます。

なお、冒頭に書いたとおり、使用容量が2GBを超えると有料サービスに移行する必要があります。実際のところ、音楽ファイルなどを大量にアップロードすれば、2GBの容量はすぐに満杯になってしまうでしょう。

料金体系は以下のとおりです。

・2GB:無料
・10GB:2.99ドル/月
・25GB:6.99ドル/月
・50GB:11.99ドル/月
・100GB:19.99ドル/月
・200GB:37.99ドル/月
・500GB:79.99ドル/月

もちろん、勝手に有料サービスへ移行してしまうことはないので安心してください。また、ほかにも、こうしたクラウドを使ったファイル共有サービスがありますから、それらと使い勝手や価格を比べて、自分にぴったりのサービスを見つけましょう。

なお、現状でこのアプリは、あくまで「ビューワ」としての機能しか搭載していません。閲覧のみが可能で、Android端末からのファイルのアップロードや、編集はできません。これらは、いずれ操作可能になることを期待しましょう。

いずれにせよ、まずはインストールしてみて、無料の2GBを使い倒してみてください。この種のクラウド系サービスは、一度使い始めると手放せなくなるもの。その選択肢として、「ZumoDrive」もぜひ一度、試してみてください。
 

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