気軽に、でも正確に家計簿をつけよう「かけ～ぼ」

作者名：Team.Alfonsino
価格：無料
カテゴリ名：ファイナンス
バージョン：1.3.3
作者サイトURL：http://sites.google.com/site/teamalfonsino/
 

「かけ～ぼ」は、その名の通り、家計簿を付けることができるアプリです。
 

家計簿をつけると、どの品目にどれぐらいの金額を使っているかを把握できるので、無駄遣いを減らすといった効果があります。ただし、その品目が、全体の支出のうちどれだけの割合を占めているかまでかは、なかなか把握しづらいものです。

「かけ～ぼ」は、日々の収支を記録するとともに、その内訳を円グラフや棒グラフで視覚的に表示し、どの品目にどれぐらいの割合のお金を使っているかがひとめでわかるようにしてくれるアプリです。なお、「かけ～ぼ」はXperia向けに開発されています。

それではまず、起動してみましょう。
 

 

メイン画面は、1カ月のカレンダー形式で表示されます。家計簿をつけた日付には、チェックマークが付いています。収入や支出を記録する場合、家計簿をつける日付を選んで、画面下の「鉛筆」アイコンをタップします。
 

これが、毎日の支出金額を登録する画面です。シンプルですね。
 

まずは、交通費や食費といった、支出の分類名となる「費目」を入力します。費目は手入力してもかまいませんが、入力ボックスの右にある「検索」アイコンをタップすると、あらかじめ登録された一覧が表示されます。こちらを使ったほうが、断然、簡単に入力できます。これだけ多くの費目があるので、どれかには当てはまるでしょう。なお、手入力した費目は、このリストに自動的に追加されていきます。使い続けるほどに、どんどん手になじむ家計簿アプリになっていくのがうれしいところです。
 

費目と、それに関するメモ、金額を入力したら、画面下の真ん中にあるディスクの形をしたアイコンをタップして、入力を保存します。
 

入力した項目の詳細が表示され、メイン画面に戻ります。また、ここで「円グラフ」アイコンをタップすることで、各費目の割合を確認できます。
 

円グラフ表示してみました。収入と支出、残高などが数値で確認できるのはもちろんですが、このようにグラフ表示によって、どの費目がどれだけの割合を占めているのかが明確になります。
このグラフを見て、「ああ今月は趣味・娯楽費を遣いすぎてるな…」といった確認ができ、翌日から財布のヒモを締めることも可能になるわけです。

また、このアプリでは、集計した家計簿のデータをPCなどに移行することもできます。さらに、PCからの家計簿のデータを取り込むことも可能です。
 

データを出力するには、メニューボタンを押し、「設定」をタップします。この中の「CSV入出力」をタップします。CSVとは、PCの表計算ソフトで扱うことができるデータ形式です。
 

SDメモリーカードを介して、家計簿のデータをCSV形式で入出力します。このアプリで記録した家計簿データを、PCのより高機能なアプリで分析するもよし、逆に今までつけていたPCの家計簿アプリからデータを移行してきて、完全にこれ1本で家計簿をつけるなんてこともいいでしょう。

「かけ～ぼ」は、シンプルではありますが一通りの家計簿アプリとしての機能を備えた実用的なアプリです。グラフ表示によって家計簿データをより客観的に見られますから、家計の見直しにも役立つでしょう。無駄遣いが気になるなら、ぜひ、これを機に「家計簿デビュー」してみてはいかがでしょうか？