Android端末が自分専用の通訳に！「Voice Translator」

作者名：NIPPON SYSTEMWARE CO., LTD.
価格：無料
カテゴリ名：ツール
バージョン：1.0
作者サイトURL：http://www.nsw.co.jp/

「Voice Translator」は、音声で入力した言葉を、他言語に翻訳してしゃべってくれるアプリです。
 

以前、私が韓国に行ったときのことですが、飲食店に入るとメニューに写真はなく、ハングル文字のみで料理名がサッパリわかりませんでした。そんな時に、「人気のメニューをください」「隣の人の料理が食べたい」など、簡単なひと言だけでも知っていれば、どんなに助かったことか…。また日本国内にいても、海外の観光客に道を聞かれたりすることが、私はよくあります。私が無防備なだけなのでしょうか？（笑）　そんなことはさておき、日常生活でも、語学力が試される機会は意外と多いものです。

「Voice Translator」は、そんなときに役立つ翻訳アプリです。複雑な文章の音声認識は難しいようですが、簡潔な文であれば、認識精度は高いと思います。辞書代わりにも使えそうです。
 

最初にアプリを開いたときに、「Google音声検索」がインストールされていない場合はメッセージ画面が開きます。OKボタンをタップして、Androidマーケットから入手してください（アプリは無料）。
 

次に、「設定」から「音声合成」を選び、「音声データをインストール」を選択します。音声データがインストールできたら準備完了です。
 

まず、「しゃべる」ボタンをタップして音声を入力します。「お話しください」と、表示されたら、滑舌よくしゃべりましょう。
 

「僕とデートをしてください」としゃべったのですが、ちゃんと認識してくれました。また、翻訳結果も、ちゃんと英語で表示されています。ここで表示されているスピーカーマークをタップすれば、翻訳後の英語を端末がしゃべってくれるという仕組みです。
 

英語も含めて、翻訳できる言語は20言語もあります。
 

また、ホーム画面にウィジェットとして配置すると、「Voice Translator」が、音声入力データをメールやTwitterなどに送る「音声入力アプリ」に変身します。ちなみに、音声入力後に画面左下の青い鳥をタップすると、入力した語尾に「なう」と付けてくれる細かい配慮がうれしいところです。
 

さらに、文字入力に「Simeji」を使っていれば、「Voice Translator」がマッシュルームアプリとして動作します。文字入力中、マッシュルームアイコンをタップすると、「しゃべって入力」で音声入力が可能になります。

翻訳機能だけでなく、他のアプリと連携して音声入力ができるのは便利です。アプリをインストールしたら、ぜひそちらの機能も利用してみてください。