タブ切替や充実した検索機能を備えた多機能な連絡帳アプリ「Jブック2」

作者名：Akira Iwamoto
価格：無料
カテゴリ名：ツール
バージョン：1.0.8a
作者サイトURL：http://jbook2.rocmok.com/
 

「Jブック2」は、連絡先をタブで切り替えて表示したり、検索からすばやく目的の連絡先を探せる連絡帳アプリです。
 

「Jブック2」は、まず最初にAndroid標準の連絡先データを取り込みます。初めて起動すると、「索引が作成されていません」というダイアログが表示されます。ここで「OK」をタップして、メニューにある「設定」から「連絡先索引」をタップして、データベースの更新を行いましょう。
一度、データベースを更新すると、それ以降はこのダイアログは表示されなくなります。
 

これが、このアプリのメインとなる電話帳画面です。上部に「ダイアル」「連絡先」「ML」「通話履歴」というタブがあります。索引が更新された直後の初期設定では、起動直後に「連絡先」のタブが表示されます。これは、メニューにある設定の「起動時タブ」から変更できます。
 

「連絡帳」では、画面のように「あかさたな」とアルファベット別のタブが左右に表示されています。たとえば、左上にある「あ」をタップすると、あ行に登録されている連絡先が表示されるといった具合に動作します。
 

また、画面中央に表示されているテキストフォームに文字を入力すると、検索できます。連絡先の検索は、連絡先名やフリガナに含まれるアルファベット、カナ、漢字で行えます。変換候補を確定しなくても、一文字入力するごとに、候補がどんどん絞り込まれていくので、使いやすいですね。
 

各連絡先をタップすると、詳細情報を見ることができます。もちろんですが、表示された電話番号やメールアドレスをタップすれば、それぞれ通話発信やメール送信ができます。また、ここでメニューキーを押せば、連絡先データの編集や新規追加ができます。
 

任意の複数の連絡先を、ひとつのグループとしてまとめることもできます。連絡先一覧画面のメニューにある「グループ編集」から、設定できます。グループは、画面の左下にある「All」というボタンをタップすると切り替えられます。
 

グループの編集画面です。試しに、「家族」や「K-MAX」というグループを追加してみました。
 

詳細画面から、フリガナとグループの変更ができます。
 

また、常に同じ複数の人たちにメールを送信したい場合に便利な「ML（メーリングリスト）」機能が搭載されています。新規のメーリングリストを作成し、連絡先詳細画面でメーリングリストに追加したいアドレスを長押しして、リストに追加します。
 

メーリングリストを表示したところです。追加されたメールアドレスは、最初はToに指定されています。また、長押しで表示されるポップアップメニューから、CCやBCCに変更可能です。リストを選択して「メール送信」をタップすれば、ToやCCやBCCが自動的に設定されたメールを新規作成できます。
 

「ダイアル」タブでは、電話番号を直接入力して通話できるほか、連絡先の検索もできます。画面のように通常のケータイで見慣れたテンキーが表示され、たとえば「1232」で「あかさか」というような文字入力が行えるのが特徴です。連絡先のデータ、または入力した番号をタップすれば、通話が可能です。
 

「通話履歴」タブで、履歴が確認できます。

画面は直感的に使えるデザインなので、多機能とはいえすぐに使いこなせるでしょう。標準の連絡帳が使いづらいと感じている人は、ぜひ一度試してみてください。