作者名:EclipSim
価格:無料
カテゴリ名:旅行
バージョン:3.1.3
作者サイトURL:http://m.eclipsim.com/gpsstatus/
「GPS Status」は、一見、ただの電子コンパスアプリに見えます。しかし、方位を測定するだけでなく、Android端末内蔵のGPSの受信状況を確認したり、現在位置を測定してGoogleマップと連動する機能も搭載している、総合GPSアプリです。
HT-03AやXperiaに搭載されている「羅針盤」も、同様の電子コンパスアプリです。しかし、羅針盤がリアルなコンパスのデザインで方角を確認できるのに対して、「GPS Status」は、デザインがシンプルかつ機能的であることが特徴です。まるでレーダーの画面のようで、とてもかっこよく、かつ細かい緯度・経度などの位置情報も数値表示されます。
起動すると、方位がコンパスで示されます。しばらく待つと、画面下部に現在の緯度と経度や高度などの情報が数値で表示されます。
そして、コンパスの周囲にいくつかの緑の点が表示されていると思いますが、これがGPSの衛星を示しているとのこと。つまり、この画面の状態では5機の衛星を捕捉していることになります。また、画面中段部分の緑色のグラフは、各衛星からの電波強度を示しています。
GPSが、衛星からの電波で測位をしているというのは皆さんもご存じだと思いますが、こうやって実際に自分を中心としてどのあたりに衛星があるかどうかを実感できることってありませんよね? これだけでもなんだかワクワクしてきます。
ちなみに、この画面上部にある緑色の○を、コンパスの中央に来るように端末の角度を調整すると、正確な衛星の位置がわかります。この○が真ん中にくると消えてしまうため、あえて、こうした画面キャプチャにしています。
また「GPS Status」では、現在位置を地図で表示したり、他アプリとの連動もできます。まず、地図表示については、メニューから「Radar」をタップします。
これで、画面が「レーダーモード」になり、衛星の表示が消えました。このモードでは、現在地点の記録ができます。記録できる地点は1カ所だけなのですが、そこからさまざまな操作が行えます。ちなみに、画面中にある「14:29:54」の点は、筆者が前回記録した位置情報です。
メニューボタンを押し、「Mark」をタップします。
これで現在の位置が、「ターゲット」として記録されました。その代わり、前回記録した位置情報は消去されているのがわかります。
次に、メニューから「Edit target」をタップすると、記録したターゲットの名前を変更できます。
同じくメニューから「Show on Map」をタップすると、Googleマップで、ターゲットの位置を地図で表示できます。
Android端末に標準搭載されている「Map」というアプリでも、現在地周辺のマップを表示することはできます。しかし、この「GPS Status」の場合、次に紹介するアプリの連携機能が、とても便利なのです。
メイン画面、またはレーダーモード画面のいずれでも、測位が終了したあとでメニューから「Share」をタップします。すると、現在の緯度経度による位置情報と、GoogleマップのURLを、他のアプリに転送することができます。加えて、それらの情報をクリップボードに貼り付ける「Copy to clipboard」も選択できます。これで、「GPS Status」で得た位置情報を、他のアプリでも利用できます。
ここでは、「Share」をタップします。すると、画面のように連携できるアプリの一覧が表示されます。
アプリの一覧から、Twitterクライアントアプリの「twicca」を選択しました。ツイートに現在位置とGoogleマップのURLが転送されます。GmailやEvernoteも選択できるので、メールで特定の場所を連絡するときや、その情報を記録しておきたいときにも使えるでしょう。
「GPS Status」は、現在位置を計測しながら、Android端末に内蔵されているGPSを、よりマニアックに利用できる楽しいアプリに仕上がっています。特に男性なら、ワクワクすること間違いなし! ぜひとも、試してみてください。
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