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特定アプリがスリープになると強制終了する「Automatic Task Killer(日本語版)」

2010年06月08日 12時00分更新

作者名:S.Tachibana
価格:無料
カテゴリ名:ツール
バージョン:2.5.7
作者サイトURL:http://stachibana.biz/

「Automatic Task Killer(日本語版)」は、起動しているアプリがスリープ状態になったとき、それを自動的に強制終了できるツールです。
 

特定アプリをスリープになると強制終了する「Automatic Task Killer(日本語版)」

Androidは、複数の機能を切り替えて利用できるマルチタスク環境が利用できます。これは非常に便利なのですが、長時間使っていないにもかかわらず起動したままになっているアプリが、端末の動作を重くしたり、バッテリーを余分に消費するといった現象が見られるのが、やっかいなところです。「Automatic Task Killer(日本語版)」は、余分なアプリを強制終了して、こうした不都合を回避するためのアプリです。

強制終了するアプリやプロセスは、設定で自由に選べます。また、一度設定をしてしまえば、あとは特に操作を意識することなく利用できます。Androidでは、必須アプリのひとつといえるでしょう。
 

特定アプリをスリープになると強制終了する「Automatic Task Killer(日本語版)」

それでは、さっそく使ってみましょう。初回起動時には、端末にインストールされているアプリ情報を読み込むため、30秒程度時間がかかる場合があるといった注意事項が表示されます。ここで、OKを押します。
 

特定アプリをスリープになると強制終了する「Automatic Task Killer(日本語版)」
特定アプリをスリープになると強制終了する「Automatic Task Killer(日本語版)」

続けて、プライバシーポリシーや、バグレポートなどがあったら連絡して欲しいといった開発者からのメッセージが表示されます。なお、2回目以降は、こういった画面は表示されません。
 

特定アプリをスリープになると強制終了する「Automatic Task Killer(日本語版)」

起動すると、インストールしたすべてのアプリ名が並びます。あとは、強制終了したいアプリ名をタップしていくだけです。タップすると、右側に黄緑色の印が付きます。その状態が、自動的に強制終了するアプリに登録されたということになります。
 

特定アプリをスリープになると強制終了する「Automatic Task Killer(日本語版)」

メニューにある「全て登録」と「全て登録解除」から、一括で登録および解除ができます。ほとんどのアプリを強制終了したい場合は、「すべて登録」を押したあとに、個別に解除していくほうが早いでしょう。また、メニューの「リストの更新」を選ぶと、アプリのリストを手動更新できます。
 

特定アプリをスリープになると強制終了する「Automatic Task Killer(日本語版)」

強制終了させたいアプリを選んでいき、終わったらホーム画面に戻れば設定は終了です。

特定アプリをスリープになると強制終了する「Automatic Task Killer(日本語版)」
特定アプリをスリープになると強制終了する「Automatic Task Killer(日本語版)」

また、メニューから開ける「設定」画面です。初期状態で、特に問題ないでしょう。ちなみに、ここにある「起動」の項目は、強制終了のオンオフを細かく設定したあと、一時的にすべての強制終了をオフにしたい場合に便利です。
 

特定アプリをスリープになると強制終了する「Automatic Task Killer(日本語版)」

また、設定の「空きメモリを表示する」をオンにすると、ステータスバーに空きメモリ量を通知してくれるようになります。

一度設定してしまうと、あとはアプリが動いていることをまったく意識せずに使えます。実際に「Automatic Task Killer(日本語版)」がきちんと動作しているかを知りたければ、以前紹介した「KTPocketLanch2」などのタスク管理アプリを入れておくといいでしょう。スリープ状態からロック画面を解除し、タスク管理アプリで確認すると、その前まで起動していた各種アプリが自動的に終了しているのがわかります。

いちいち手動でアプリを終了するのは、大変面倒な作業です。このアプリを活用して、端末を快適に使いましょう。
 

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