作者名:inda3
価格:無料
カテゴリ名:書籍&文献
バージョン:2.8
作者サイトURL:http://www7b.biglobe.ne.jp/~inda3/
「Kanji Yomi」は、カメラ機能を使った漢字用OCRアプリです。
本を読んでいると、たまに読み方を忘れてしまっている漢字に遭遇します。これは学生時代に勉学を怠ったせいなのか、単なる失念かは別として、他人に聞くのはいささか恥ずかしいもの。なぜなら、絶対「勉学を怠った」と思われるからです。しかし、このまま放置すると、また怠ったことになってしまうという負のスパイラルに陥ります。そこで、今回のアプリ「Kanji Yomi」の登場です。
「Kanji Yomi」を使えば、カメラで撮影した漢字を自動的に読み取り、読み仮名を教えてくれます。早速、使ってみましょう。
アプリを立ち上げると、カメラが起動した状態で中心に四角いスペースができています。このスペースに読みたい漢字を写すのです。HT-03Aの場合、トラックボールで漢字を写すスペースの大きさを調整します。そして、タップ!
撮影し、認識された漢字は辞書のサイトへジャンプし、読み仮名や意味を教えてくれます。
辞書は1つではなく「KanjiDB」「tangorin.com」「google Translate(multilingual)」から選択できます。また、「google Translate(multilingual)」は、日本語以外の言語も選択できます。
難点をいうと、少々認識率が低いところでしょうか。雑誌などの本文ぐらいの大きさだと数回のトライが必要でした。また、見出しなどの太いゴシック体の文字は、認識が難しいようです。
多少、スムーズに行かない部分もありますが、新しい発想の辞書ではないでしょうか。もっとバージョンが上がって、精度が向上すれば強力なツールになるはずです!
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