作者名:Google
価格:無料
カテゴリ名:ツール
バージョン:1.1
作者サイトURL:http://www.google.com/
「Google Translate」は、翻訳アプリです。多言語に対応しているうえ、言語によっては翻訳後に音声で読み上げる機能も搭載されています。
機能的にはウェブから利用できる「Google翻訳」に近いのですが、ブラウザを経由する必要のないところが大きなメリットです。
起動したら、まずは言語選択部分(標準では「英語>>日本語」になっています)をタップして、翻訳する言語を指定します。
「原文の言語」と「翻訳する言語」で、自分が知りたい言語を指定します。
対応する言語は、約50もあり非常に多いです。
なお、何度か操作していると、「最近使用した言語」リストが表示されますので、ここからすばやく翻訳する言語の組み合わせを選択できます。
翻訳する言語の組み合わせが決まったら、テキストボックスに翻訳したい単語、もしくは文章を入力して「翻訳」をタップします。まずは単語を入力してみました。すぐに翻訳結果が表示されます。
スピーカーアイコンが表示されているときには、音声読み上げが可能です。タップして発音も聞いておきましょう。
もちろん、文章の翻訳だって可能です。日本語から翻訳するときは、主語を省略せずに入力すると、正しい翻訳結果に近づくようです。
翻訳した結果は、履歴として保存されます。同じ単語や文章を繰り返して調べる手間が省けます。また、特に重要な翻訳結果には「スター」を付加しておいて、後から確認することもできます。
ちなみに、音声読み上げに対応していない言語の場合は、このように翻訳結果のあとにローマ字による読み方が表示されます。これはロシア語に翻訳した例です。正確な発音や抑揚までは無理ですが、ロシア語でもなんとなく発音できてしまいそうです。
また、翻訳結果部分を長押しすると、結果をコピーできます。この機能で、ほかのアプリに翻訳結果を貼り付けて活用できるというわけです。
さらに翻訳後、メニューボタンを押して「送信」をタップすると、翻訳結果をメールで送信したり、Twitterでツイートしたりできます。
なお、最初の起動時にテキスト読み上げ機能のために、「テキスト読み上げ拡張機能」と「音声データ」のインストールを促されることがあります。
このインストールをキャンセルすると、テキスト読み上げ機能は利用できないので注意してください。この操作で、「Text-To-Speech Extended」という拡張機能と「SVOX音声データ」が追加インストールされます。
翻訳の処理が高速で、操作にイライラ感がなくて快適。いつでもどこでも役に立ってくれそうな翻訳アプリです。特に標準状態で50もの言語に対応する幅広さには感服。あとは、日本語を音声認識して翻訳する機能なんかが搭載されたら、パーフェクトかもしれません。
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