アップルが2月24日に発表した新型MacBook Pro。CPUにサンディーブリッジを採用しているほか、内蔵の“FaceTime HDカメラ”は解像度が従来の3倍になり、標準搭載のアプリを利用することで720pのHDビデオチャットが可能と基本性能が大幅にアップ。そんななか注目なのが、アップルとインテルが共同開発したインターフェース“Thunderbolt(サンダーボルト)”。
データ用にPCIエクスプレス、映像用にDisplayPortのプロトコルをあわせ持ち、最大10Gbpsの高速転送を実現。周辺機器とのデータのやり取りだけでなく、外部ディスプレーへのフルHD出力も可能。
カミナリのマークが記されたThunderboltのポート。端子の形状は“Mini DisplayPort”と同じで、DisplayPortケーブルを使えば対応機器に接続できる。 |
MacBook Proでは本体の左側面にポートをひとつ備えているが、対応するケーブルや周辺機器はいまのところ未発売。その実力を発揮できるのはもう少し先になりそうだが、今後はiPhoneやiPadなど、ほかの端末への普及も楽しみ。ジョブズ休職後も依然として勢いが止まらないアップルから今年も目が離せない!
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