作者名:farproc
価格:無料
カテゴリ名:ツール
バージョン:2.3
作者サイトURL:http://a.farproc.com/wifi-analyzer/
「Wifi Analyzer」は、自分の周辺にある無線LAN(Wi-Fi)のアクセスポイントについて、さまざまな情報を表示するアプリです。
どうせ使えるなら、街中でも3Gのパケット通信ではなく、高速な無線LANを使いたいものです。このアプリを起動すれば、電波状態のよいアクセスポイントをすぐに見つけられるかもしれません。
対応する無線LANの仕様は、IEEE802.11b/gです。
なお、いくら電波を捕捉したとしても、契約していない公衆無線LANは利用できません。また、本当に無償公開されている場合は別として、パスワードのかかっていない個人ユーザーのアクセスポイントにタダ乗りする行為は慎んでくださいね。
アプリを起動すると、周囲にある無線LANのアクセスポイントのSSIDとともに、そのチャンネル、電波の強さが表示されます。「Channel graph」という表示モードです。
メニューの「View」をタップするか、表示画面を左右にスライドさせることで、表示モードを変更し、さらにアクセスポイントの情報を調べることができます。
「Time graph」は、アクセスポイントの電波状況が時間に応じてどのように変化しているかがわかるモードです。グラフの増減があまりないアクセスポイントが、安定していることになります。
メニューの「Filter」で、特定のアクセスポイントだけに絞って表示することができます。
ここが安定しているようです。
「Channel rating」では、アクセスポイントがどのチャンネルを使っているかを確認します。
「AP list」では周囲のアクセスポイントが一覧表示され、チャンネル、パスワードの有無、暗号方式などを確認できます。
「Signal meter」は、特定のアクセスポイントの電波強度を調べるメーターです。メーターの針が緑ゾーンにあれば快適な通信ができます。音声をオンにするとビープ音が鳴り、音でも電波状況を確認できます。ちょっとかっこいいです、これ。
このアプリを使えば、街中などで、複数のアクセスポイントを利用できるような状況で、どのポイントを選ぶかの指針になるでしょう。また、自宅での無線LANが妙に遅いときにはアクセスポイントのチャンネル干渉が考えられるのですが、そういった無線LAN環境を確認するツールとしても活用できるアプリです。
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